自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

まるで美術館のような本『シンボルの世界』

2014-05-10 06:44:46 | おもしろかった本
ルシールさんが、帰国する前に、本の紹介をいくつかしていってくれた。


日本語訳になっているんのは、ほとんどなかったものの、一冊だけ翻訳されていたものがある。


『聖なる言葉 シンボルの世界』 デビッド・フォンタナ


まず、表紙の絵が美しい。


そういえば、ミヒャエル・エンデも『はてしない物語』を26章に分けて、AからZまで、絵文字にしていたことを思い出す。


まるで、美術館の図録のようなこの本は、文字など読まなくても十分なほどのもの。


それでいて、その文字たちは、人間の普遍的な心について客観的に述べている。


正式なタイトルは

「The Secret Language of Symbols」

そしてそのあとにこう続く

「A visual key to symbols and their meanings」


人間は、目に見える形(象徴」の中に、いろんな意味を見出そうとしてきた。


なぜその形なのか、なぜそこにあるのか、そしてなぜ私の目の前に現れたのか・・・・


もちろん、ユングはフロイトのように象徴を画一的なものにはしなかった。


だから、一つの象徴にも、様々な意味があっていい。


でも、こうして普遍的な意味を知るのは楽しい。


ページを開くのが、こんなに楽しみになるのも久しぶりだ。


そして、ボクぼ今日のクラスのテーマは「シャドウ」


人間の闇に向き合う2日間です。





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