自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

JIPATTのシンボル

2014-05-11 06:51:50 | ひとり言
きのう、『シンボルの世界』の本について書いたのだけれど、読めば読むほど面白い。


フロイトは、あらゆるシンボルを「性」と結び付けていたけれど、ユングは、そこに人間の普遍的なエネルギーを見出した。


つまり、「性」を呼び起こすもっと奥深くからやってくるリビドー、あるいはプシケと呼ばれる、根源的なエネルギー。


その根源的なエネルギーに、ユングはいくつかの種類に分類し、それを「元型(アーキタイプ)」と呼んだ。


ボクの自己分析心理学の講座は、昨日と今日の二日間はその元型の一つ、「シャドウ」に取り組んでいる。


当初ユングは、普遍的無意識層にあるエネルギーを、すべて「シャドウ(影)」と特定したという。


シャドウのシンボルは、闇であり、悪魔である。


多くの映画や小説が、このシャドウを扱い、シャドウをやっつけるストーリーは世界中でヒットする。


ウルトラマンも、ハリーポッターも、スパイダーマンも、バットマンも・・・・


人間は、だれしもそのシャドウを自分の内側に感じているからこそ、ヒーローにあこがれるのかもしれない。


暗闇は怖いけれども、のぞいてみたくなる衝動もある。


自己分析を避けようとする人たちの多くは、自分の闇と向き合うことを避けたいのだ、と長年の経験を通じて感じている。


でも、人生でいつかは、その闇と向き合わなければならない時が来る。


でも、現実にはヒーローは助けに来てはくれない。


それを破壊的な形で迎えるのではなく、建設的なやり方で越えていくために、教育分析があるのだ。


ルシールさんのフェアウェルパーティの際に、千桂子先生がルシールさんから手渡されたものがある。


かわいらしい象さん。


ルシールさんは、自分のスピリット・アニマルが象だという。


カナダには象がいない。


タイに行ったときに、象と精神的なつながりを感じたらしい。


ボクも一目見て気に入ってしまった。


できれば、JIPATTのシンボルにしようかとも思う。


でも、なぜ象なのか?


そこにどんな意味が隠されているのかを探ってみたい。









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