自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

カラダの点検日

2014-01-14 06:17:13 | ひとり言
今日は、年に一回の「カラダの点検日」。



簡単な人間ドックです。



以前は、ドックの10日ほど前から、油っぽいものを控えたり、飲酒をやめたりと、調整をして臨んだものでしたが、ここ数年は、普段通りに過ごしてこの日を迎えます。



普段の自分のカラダの様子を知るためには、その方がいいわけですからね。



心もそんな具合に点検できるといいと思う。



「今日は心の検診日です」なんていう通知をもらって、チェックをしてもらう。



待合室は、床も壁も好きなように落書きできるようになっている。



クレヨンや粘土で遊んで待っていると、自然とその部屋の中にいる人たちと話が始まる。



「いやぁ、粘土なんて久しぶりだなぁ」


「子どもの頃は夢中で遊びましたよねぇ」


「わたし、スライムが好きだったわぁ」


「あ、ボクも!」


なんて、会話が弾んでいるうちに、名前を呼ばれる。


部屋に入ると、オーラ写真を撮ったり、心の様子をうつしだす特殊な機会があって、ドクターと一緒に眺めてみる。


「あー、昨年の失恋の傷がだいぶ癒えてきましたねぇ」とか、


「ほら、これは、以前のふさぎ込んでいた時の心の傷跡ですよ。良かったですねェ、もう完治しています」とか、


「このまま、言いたいこと我慢していると、爆発してしまいますよ。粘土を処方しておきますから、毎晩必ずニギニギしてくださいね」とか・・・。


なんてね。


でも、今日は、検査用の服に着替えた無言の集団の中で、2-3時間過ごすのです。


バリウム飲んで、カラダをくるくると体を回す。


あれが一番面倒。


まだもう少し付き合っていかなければならない大事なカラダですから、面倒がらずに行って参ります。













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