自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

子ども村 母畑小学校体育館・・・・4月30日-③

2011-05-01 15:10:56 | 被災地へのアートセラピーによる支援
今回のチームは、3週連続のりよちゃん、2回目参加のさぶの心強い仲間のハナ、同期のセイコ、シニア仲間のタミエ、そして洋子。



頼もしいチームです。


金曜日にはじめての体育館での子ども村に、親の承諾をもらった子どもたちがいつも通り集まったようです。



そして、土曜日の午前は、更に人数が増えて、ボーイズが参加し始めました。


館内に掲げてある力強い言葉


さぶがずっと気にかけていた、ボーイズ。



頭を突き合わせながら、DSをやり続けていたこの男の子たちから、ちらほらと参加し始めてくれました。



DSに飽きたのか、体育館と言う環境に興味がでたのか…



午後のセッションは、大縄跳びからスタート。




飛び方を巡って、あーだのこーだの子どもたちは騒いでいましたが、なんだかんだ大喜びでやっていました。



ボーイズはと言うと、ベイブレード・・・・進化したベーゴマです。



「昔はバケツに布を貼ってその上で回したんだよ」



そんな言葉もむなしく、MくんもRくんも体育館の床の上を思いっきりベイブレードを回して遊んでいます。


ちなみにベーゴマは自分でひもを巻きましたが、ベイブレードなるものはカセットにガチャッとはめ込んで、ひもをひっぱったり、ボタンを押すだけで勢いよく飛び出していきます。



便利と言っちゃぁ便利なのですが・・・・なんだか、アナログなベーゴマの方が、脳にはいいような気がする。



しっかり紐を巻きつけることも、ベーゴマを削って“強く”したり、たるの上の布の落とし所を狙って敵のベーゴマを跳ね飛ばしたり・・・・。



いっそのこと、「DSの中でやりゃあいいのに・・・!」と、オヤジ心で心の中で呟いていました。



さて、一時間もすると、かなり発散が終わって、なんとなくアートワークが始まります。



粘土を見た子どもたちは、あっという間に、自分たちのやっている事を放り出して触り始めます。




特にテーマは伝えずに、子どもたちのすきなように粘土で遊ばせました。




ボーイズは・・・・・「う○こ」で盛り上がっていました。



小学校低学年までは「う○こ、おし○こ世代」ですからいいのですが、彼らのほとんどは小学校高学年と中学生。


女の子たちは、思い思いにアートを楽しんでいます。





そういえば、果敢にも中学生のショウに喧嘩を挑んだ5年生のMくんは、悔し涙を流した後に、恐竜を黙々と作っていました。


Mなりの、アートによる自己回復です。


首を長くたてた、恐竜。


Mの男としての自己主張のようでした。





粘土をこねて叩きつけて遊んでいたのはR。


台紙の上にビーズを置いて、そこに粘土をたたきつけると、粘土にボーズが見事に埋め込まれ面白いアートが出来上がります。







子どもたちの自由な発想は、彼らが大人になった時に必ず活きてきます。







4時に修了。



子どもたちも、ホテルのラウンジだと「もっと何かやろう」と言い続けるのですが、やはりこの体育館での子ども村は十分に発散できるせいか、満足度が高そうです。



高級ホテルに避難しているのも、子どもたちにとっては窮屈でしかありません。



もちろん大人たちだって・・・・・。



毎回のように、環境が変わります。



それでも、ボクたちはその環境に対応して、切り替えていくだけ。



この小学生たちを、夏のグロースに連れてってやりたいなぁ・・・。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿