自分セラピー

「自分を好きでいる」ことは人生を豊かにしてくれます。そこに気づかせてくれる沢山のファンタジー文学を紹介していきます

驚愕の「新卒切り」

2010-05-26 07:20:10 | ひとり言
今朝の朝日新聞「天声人語」欄を読んで、驚きました。


「新卒切り」と言う言葉を初めて目にしました。


我が家の長女も、今年就職難を何とか潜り抜けて現在仕事に就いているので、人ごととは思えない。


asahi.comによると、入社直後から、上司から怒鳴られたり、反省文を書かされたり、最後には退職届を突き付けられたとのこと。


「内定取り消しが問題化するため、企業の対応が巧妙化した」とコメントが載っていたけれども、本当だろうか?

それ以前に、そんなことを実行する人間の心の闇に当惑してしまう。

リストラ勧告もひどかったけど、企業存続のためのやむを得ない手段と言う、かろうじての認識があった。


でも、これはひどすぎるなぁ。

これは、イメージ力が乏しすぎる。


6歳くらいまでの情緒教育はとても大切です。

その頃に、イメージの力を使って、自分の非力を補うのです。
ナントカマンになってみたり、スティックを振り回して「ツキニカワッテオシオキ」をしたり…。


このイメージする力は、ひいては、人がどんな気持ちを感じるのかという「思いやり力」や「察する力」が育つのです。


でも、これはコンピュータゲームやテレビなどの一歩的に伝達されて来る情報では育ちにくい力なんです。

前頭前野が育ちません。


だから、イメージする力を育てることが、人生を豊かにする大切な一歩なんです。

その為には、児童文学やファンタジーを読むこと。
亡くなった河合隼雄も、オトナこそ児童文学やファンタジーが大切だという事を、多くの著書で訴えていました。



今年の4月に、広島に「さんきっず」という、子ども未来研究所のアートセラピークラスが誕生しました。

小学生向けのクラスです。

またひとつ、「子どもたちは私達の未来」と言う共有しているビジョンが広がりました。


子どもたち自身のユニークな自由な表現を育てていく、そして豊かな「イメージ力」を育てるこのクラスを、どうぞ温かく見守ってあげてくださいね。



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