もうすぐお彼岸になりますね。
毎日の暑すぎる残暑もお彼岸までかな~~と、
期待しているのですが・・・
そこで職場では、お彼岸の連休のシフト(勤務)の話しになり、
そこから、お墓の話しへと・・・
もうすぐ70歳になるBさんは、10年前にご主人が亡くなられ、
娘さんが二人いるのですが、
それぞれ家庭を持ち、今一番気になっているのがお墓の事らしいのです。
ご主人が眠っているお墓は霊園ですが、
自分の死後、娘たちにそのお墓を管理していく負担を負わせたくない、と思っているようで、
自分は、永代続く「樹木葬」にしたいのだそうです。
そのために、霊園の方は墓じまいをして、ご主人の御位牌を移したいとか。。。
「樹木葬」と聞いて、先日、日光で知人のご葬儀があった時、
帰りに「日光杉並樹木苑」とかいう所、車の中から見たのを思い出して、
Bさんに言ったら、偶然にもそこそこ・・・自分が見学に行こうと思っていた所よ。
と言うのです。
今、だんだんお墓を守っていく人がいなくなっていく、とかテレビでもやっていましたが、人それぞれ、いろいろな事情があるので難しいですね~
私の場合、一時は婚家先のお墓には入りたくない。ダンナは長男だからそこに入るだろうけど、私は絶対イヤだ
私だけでも別の所に、それこそ樹木葬でも散骨でもしてもらいたい・・・と考えていた時期がありました。
でも今は、死んだら自分は何もわからなくなるんだから、どこでもいいや~~という気持ちになってしまいました。
「千の風になって」のように、私はお墓にはいません。
そこに眠ってなんかいません。
千の風になってあの大きな空を吹きわたっています・・・
生きている間も住処ないのだから、死んでも宿無しさ。
形式上お墓に入るだけで、後は自由に空を飛んでいたい・・・
そう考えると、自分だけの散骨や樹木葬のために使うお金がつまらないと思えてきました。
Bさんのように後の事(子供たちの事)を考えないわけではありませんが、
お墓参りをしたければするだろうし、したくなければしなくてもいいし・・・
後は、子どもたちに任せる事にしようと思いました。
海に散骨して欲しいな~~というかすかな夢もあきらめました。
「死んだら土になるのみ」と、私のかつての師匠が教えてくれました。
生きている間、1日1日を大切に生きていきたい、と思います。