「恥の多い生涯を送ってきました」という冒頭の一句。
有名な太宰治の代表作品のひとつ「人間失格」の映画を観ました。
主演、生田斗真くんの演技、イケメンだし、黙っている表情(映像)は、魅力的でした。
出演の女優さんも、石原さとみちゃんや、小池栄子さん、三田佳子さんなど豪華キャスト。
ただ、文学作品を映画にするのは、ちょっと難しいだろうな~~ という感じでした。
私は、文字が邪魔して本が読めないので(^^;) 映画を観ましたが・・・・
やっぱり本当は、本を読まなければわからないだろうな~~と思いました。
レビューでは、本とはかなり違った映画化のようだけど、
”本当に理解したければ、原作を読め” というメッセージも感じられました。
なぜなら、映画では、事細かに進んで行かないので、難解でした。
酒や女に溺れ、廃人同様に破壊していく男(葉蔵)の魂の旅路を描いているのですが、
この冒頭の「恥」 本人は「恥」と称しながら、
その実は、心底恥じているわけではないような・・・・
いや、作者がその「恥」を本当に恥ずかしい事、悪い事と思っているわけではないのでは・・・・
という感じがありました。
最後に、「葉ちゃんは、いい人だった・・・・」と言うシーンで
考えさせられました。
世の中を器用に生きていく人ばかりじゃない・・・・
そして、芸術の世界は難しい・・・・
アクセスありがとうございました。
拙いブログですが、ランキングに参加しています。
1日1クリック↓ して下さると嬉しいです ポチッと、よろしくね~
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます