過去のブログ 20/JUL15

シビックタイプRが又発売されるそうな・・・。

ホンダ　シビックタイプRがまたまた、日本でも発売されるそうな。

それで、いつも思っていることを思いだしてしまいました。
タイプRって、GTRなどもそうでしょうが、ユーザーは「可能性」「ポテンシャル」
・・・まとめて「ブランド」を買うのかな?

決して、ニュルでのような走りはしないし、出来ないし、技量もない(失礼)、
そう言うユーザーが多いと思います。
レーシング場用に買う方は少ないと思います。

勿論、クルマには色々な楽しみ方や人それぞれの趣味嗜好もありますから、
それらを否定するつもりはありませんし、ユーザーが納得すれば、とりあえずはそれでイイと思っています。
つまり、タイプRのカッコしているクルマで、カッコだけじゃダメできちんと性能も秘めている、そういうクルマに乗りたいと言うのは、それはそれでわかるのですが・・・少し、
あとを・・・で、ひっぱってしまいます。笑。

NSXタイプRも出た当時、LPLの上原さんと一緒に乗り回す機会があって乗り回しましたが、
私は「これは、公道ではイマイチ乗れない、煩くて乗り心地悪すぎ。首都高で高めのスピードでちゃんと運転すると気持よく走るがイチイチそんな事考えて首都高を運転したくないです。レーシング場でのみ、イキイキとするクルマですね。こんなの、普通に発売してどうするんですか?」と、上原さんの答えは忘れてしまいましたが、多分ここでは書けないお話だったかなと・・・笑。

大昔の自動車評論家の方々は「余裕の走り」とか言って、「必要のない動力性能」を持っているクルマに関して、「普段走っていても余裕があると違う」というポジティブシンキングで書かれている方が多かったように思います。
・・・確かに、先ほど書いたように、ユーザーが納得すればいいのでしょうが・・・。

要するに、私はこういうレース向きに作られたクルマで公道を走ることを正当化したくないのです。なんだか「◯◯・・書けない言葉」の感じがしてしまう。

ポルシェはカッコもそれなりで、歴史もあり形に憧れてどうしても乗りたい・・というのは納得できるのですが、M3などを買う人達は、(悔しくて?笑)馬鹿にしたくなるくらいです。
そう言いながらですが、まぁM3はレーシング仕様ではないので、日本の公道でも良いことはいいですがね。(金額的に買えなくて悔しい、笑。)
しかし、全く日本ではその性能の一部分しか発揮しません。
私は以前にアウトバーンで試乗したことがありますが、それはそれは一言では言えない高性能車でした。アウトバーンでは値打ちがあるのです。
普通のBMWより高価な分以上の価値があると思えるのです。
買う人の気持がわかる。
だいたい、ドイツに行くと、普段日本ではクルマで走る事は忘れている私でも、俄然クルマ好きになり、勝手にここで買うならどれかな?と車選びをしてしまっています。

日本で、今のままの交通環境が続くなら、残念ながら車選びはオアズケですね。
クルマ命!で生きるなら、断然ドイツ移住、でしょうね・・・笑。