昨日、我が家で一番小さくてかわいいアイドルのチェリーちゃんが突然旅立ちました。
☆今年の春のチェリーちゃん( ・∀・)二頭身と丸い目が私のツボでした☆
年長者のせいか、自分よりずっと巨大なワンコ妹より気が強く優勢な立場でしたが、
ニャンコ妹は苦手らしく、近くに存在を感じるとじっとして気配を消す賢明さも備えてました。
1993年3月、某デパートの屋上のペットショップに居たブルーチェリーの雛を
前々から小鳥を欲しがってた二女がひと目惚れして、我が家の一員になってから、
16年と4ヶ月、一緒に過ごしてきたかけがえのない存在でした。
思えば、子供の小学校時代~社会人~上の子結婚~ずっと一緒に居てくれ見守ってくれました。
毎朝私が起きてベットから降りようとしてると、階下からチェリーの「ピッ!」という声が響きます。
人が起きた気配を感じるのはシェルより早いようで、それにつられてシェルも「ワン!」といいます。
毎日その声を意識してるわけではないのですが、今までず~っと毎朝鳴いてたのだと思います。
そういえば、今朝は聴こえなかった…。
そう気がついた時チェリーちゃんはすでに旅立っていたのです。
一昨日、いつもと同じように、夕方娘が籠の敷物とご飯を新しくして、
私は寝る前にお水を新しく入れ換えて、美味しそうに二度クックッと飲むところを見て、
「おやすみなさい」とカバーをかけました。
なので、二女は籠の敷物を替えてあげた時、ピョンと止まり木に乗ったのを見たのが最後の姿で、
私は美味しそうにお水を飲んでる姿が最後でした。
もう16歳だから、いつかはこんな日が来ることは心の片隅にありました。
だから悔いのないようにと思ってたのに、
いつもと違う朝が、まさかこんなに突然来るなんて呆然としてしまいました。
うちの動物達はもう若くないので、子供達は常日頃、
最後に苦む姿とかみるの耐えられないかも…。
と言ってて、特に小鳥は気付いた時はすでに遅い時が多いし、
病院に連れて行くこと自体ストレスが大だと聞いてるので、
想像するだけで切ない。。。と心配してました。
まるで、そんな思いをさせないかのように、
静かに眠るようにチェリーちゃんは旅立ちました。
お姉ちゃんは、たまたま夏休みの旅行中で、あと一週間程帰らないので、
知らせないまま庭に埋葬しました。
寝てるように安らかで綺麗だったので、最後の写真を撮ることができ、
それを見せるだけのお別れになりますが、
結婚して家を離れてからは、チェリーちゃんは一番高齢なので、
いつどんな事があるか分からないので、
遊びに来た日はいつもよく遊んで、水浴びもさせ、籠掃除もしてました。
止まり木も、旅行に行く前に綺麗に洗ってくれたばかりでした。
たぶん心の片隅に、いつお別れが来ても悔いがないように…との思いがあったのだと思います。
ほんとに可愛くて元気がよくて頭のいい子(親ばかそのまま)でした。
みんなが話してる時も、自分の名前が出てくると、必ず「ピッ!」と言ってたし、
誰かが爪をパチンパチンと切る時とか、包丁でトントンと切る音とかには必ず自分も合わせて、
「ピッ、ピッ♪」とハモってたし、お気に入りのピアノ曲もありました。
野鳥の声もお気に入りで、聞き逃すことなく敏感に反応してました。
私がご飯の支度をすると、ご飯やパンが欲しくて、
あげるまで雛鳥みたいに「ピーピー」鳴いてて、そのアピール度は強烈でした。
なので今朝、電気釜を開けても、
「ピーピー(ちょうだい♪)」という声が聴こえない事に胸が詰まったり、
籠の周りはいつも餌の殻が散ってたので、私は朝晩周りをササッと片付けてたので、
つい朝晩チェックしてしまい、
「綺麗だ…あっそうか、もう散らす子がいないんだった…」
って切なくなります。
いつも同じようにある光景。
それは、いつかは終わりがくるものだと分かっていたはずなのに、
やっぱり終わりが来て初めて知る本当の寂しさに涙があふれてきます。
先日、帰り道で夕照の富士を観てチェリーちゃんの色みたいって思って、たまたま撮ってました。
羽は5色で私の好きな色ばかりで、しっぽの色はほんとに綺麗なコバルトブルーでした。
最後の日の朝、あまりご飯も食べてなかったみたいでおうちも綺麗でした。
なんの嫌な思いも残さないで、見事に綺麗に羽ばたいて行ってしまったね!
小鳥の鏡って言いたいくらいスマート過ぎるね。
<チェリーちゃん、どこを探しても居ないくらい可愛いい小鳥だったよ>
面白いしぐさで笑わせてくれたり、首をかしげてお話を興味深そうに聞いてくれたり楽しかった。
これからも折にふれ、チェリーちゃんのこと話したり書いたりするからね。
ずっと一緒に居てくれて、本当にありがとう!