5月20日、NHK教育テレビで
「ネットワークでつくる放射能汚染地図~福島原発事故から2ヶ月~」をみました。
5月15日に放送された番組の再放送でした。
衝撃。
うすうす感じてはいたけれど、
よくぞ放送してくださった…。というか、
こんな目立たない局の目立たない時間帯にしか、
真実に迫るジャーナリズムは、すでに残ってないのかも。
放射線医学研究所の線量計測部門で研究員をしていた木村真三先生は、
今回、福島の放射能調査について上から圧力がかかったために、
辞表を提出して現地調査を開始されました。
そして、元、理化学研究所の岡野眞治博士はこのことを全面的に協力されました。
御用学者ばかり目立つ中、こんな勇気ある真摯な方達がいらっしゃるんですね。
ここは素直に感動、感謝。
こんな番組こそ、また再放送して一人でも多くの人の目に触れて欲しいものです。
ところで、
私は最後のシーンが忘れられず、そのことが気になり眠れなくなりました。
それは、立ち入り禁止区域に入れるのが最後になるかも知れない日、
犬の飼い主さんが最後のご飯をあげたあと、車で去るのですが、
ずっと追いかけてきて、だんだん小さくなっていっても追いかけてるのを
振り切って行ってしまって、そこでジ・エンドだったからです。
エ…工エェ~!?。。。ここで終わるんかい!?
南極物語じゃないんだから…そこでおいていくの!?
一番辛いのは飼い主さんですから、けっして非難ではありません…ただ唖然呆然というか。
なので、気休めにネットで、<浪江町・飼い主さんの苗字・パンダ(犬の名前)>
と入力して何か情報がないか検索してみました。
すると、ブログの中のこんな記事に出会いました。
「パンダの飼い主様へ(犬猫救済の輪より)」という記事。
http://blogs.yahoo.co.jp/kumakitiji/63281230.html←気になる方はご覧ください。
というわけで、とにもかくにもそれでホッと一安心、気が休まり眠れました。
まだ取り残されている子達も救われますように。
追伸
5月28日(土)NHK教育 午後3時 再放送があるそうです!
興味を持たれた方は録画でもしてご覧くださいませ。