読んだ本が映画になって観る場合と、
映画を観てから原作があるのを知り読む場合がある。
たいてい「先に本」のほうが期待はずれになる事が多いのは
人それぞれの持つイメージや印象が十人十色だからだろう。
特に主人公などは、私だったらあの人にするのにと思うようである。
逆に映画を観てから本を読むと、省かれているところなど発見して、
より詳しいパンフレットを読むような楽しみがある。
なんとかキャラメルみたいに、二度美味しいみたいな感じである。
サスペンスなどは先に結末を知らないほうがストーリーを楽しめる気がするが、
ダヴィンチコードなどは本を先に読んでた人のほうが、
面白いと言ってた人もいたから、当然作品にもよるのはいうまでもないが。
テレビのドラマなどでストーリーがしっかりしてて面白いな、
と思って観てると、意外な文学作品が原作だったりする。
古い時代背景を現代に置き換えてあっても、違和感を感じなくて観てたりすると、
文学作品の奥の深さを感じたりする。
でも有名過ぎる本だと映画にする時は皆の期待を裏切れないから勇気が要るだろう。
ハリー・ポッターの映画は本の愛読者の人も絶賛した人が多かったらしいから、
奇跡的に大成功の作品なのだろう。
私はハリー・ポッターをそれまで知らなかったが、長年愛読してる人が映画を観て、
「あんなにピッタリした子を良く見つけた」と大絶賛だったので観てみた。
ダニエル少年も声援に押されて続行するうちに青年になった。
ずっとファンを惹きつけて来られたのは本当に凄いことだと思う。
以前はアニメでしか描けなかったファンタジーの場面が、
CGでリアルに表現できるようになった。
百聞は一見にしかずというから、目で観た事のほうが圧倒的に印象が強い。
でも人間の想像力は目で見えないものに働くから、
動くものを目で追う時は想像力はあまり働かない。
まず最初は自分なりに物語のイメージを描けるほうがより楽しいかも知れない。
書いてるうちにどっちなんだ?と自分でも訳がわからなくなってきたが、
サスペンスは映画が先、文学作品やファンタジーは本が先が良いのか?
結論は出会った方が先になるのですが…。
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結末を想像する楽しみがなくなるし、
本なら主人公を想像する楽しみもなくなります。
ただ、ダヴィンチコードや古くはホワイトアウトを
読んだとき、場面の状態(美術館の中・ダムの設計)がどうなのかがわからなかったのですが、
映画でよくわかりました。
つまらない小説が映画になるとちゃんと
泣けるいい映画になったりすることもありますが、
私は好きな日本の小説の映画化はすごくいやです。
らずむっちが書いてるように、ダヴィンチコードやホワイトアウトは、読む観るタグマッチが面白い。
パイレーツ・オヴ・カリビアンなんかは、撮影時の番外編の方が面白かったりして・・・天の邪気ですね。
欲しかったですよね。
確かに日本の小説の映画化は不完全燃焼って
いうか違和感感じる事が多々ありますね。
「家鴨と鴨と…」は御覧になる予定ですか?
あと、エレクトーンの天才少女達がジョニーの前で演奏する
TV番組があったんですが、すごく受けました。御覧になって
なければビデオでお見せしたいくらい(笑)
<羊達の沈黙>は本を読んで、映画も観たくなった作品です。
キャスティングも最高でしたね