シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

遊びをせんとや生まれけむ

2012-12-24 | 映画・TV・DVD・音楽・本

昨夜、『平清盛』が最終回でした。

心温まるラストでした。「海の底にも都はございましょう」…ほろり・・・。

海で見守ってる清盛からの伝言を伝える生涯の友の西行。

いろんな思い出が走馬灯のように甦り、

まるでカーテンコールのように素敵なシーンでした。

視聴率は振るわなかったようですが、

久々に心に残る言葉や印象的なシーンが多いドラマでした。

今様歌や短歌も興味深く、音楽も衣装も凝ってました。

放送と同時進行でのTwitter『平清盛@nhk_kiyomori』がありますが、

これは、『梅ちゃん先生』などを抜いて1位だったそうです。

ネットで盛り上がる層って、テレビで視聴率をとる層とは違う傾向なんですね。

今まで、『平家物語』といえば、「祇園精舎の鐘の声~」のイメージしかありませんでしたが、

奢る平家の悲哀というだけではない、生き生きとした平家の姿も興味深く面白いものでした。

西行が語った、平清盛。「嬉しい時も、楽しい時も、辛い時も、苦しい時さえも、

どんな時も、子供が遊ぶように生きぬいた平清盛は眩いばかりだった」

ホントにそうですね・・・。

“どんな時も、子供が遊びに夢中になって時を忘れるように生きられたなら幸せ”

あと、それに付け加えて、西行の歌のように、、

“願わくは 花の下にて 春死なむ その如月の 望月のころ”

となれば文句なしですが、実際、西行はその通りに大往生したそうですが、

願わくは私もそんな感じが理想・・・叶わなくても、願っとこ。(≧∀≦)

なんて、暮れの大掃除もせず無駄な妄想をしてました。Σ(|||▽||| )

近年の大河では珍しく本まで買いました。

☆平清盛・大河ドラマ・ストーリー☆

※蛇足ですが、公家言葉の「○○でおじゃる」っていう言い方が、

ニャンコ言葉の「○○ニャ」みたいに、

どんなやりとりでも、それを語尾に付けると、喧嘩にならなそうで面白いと思いました。

そして、記事の最初の写真、個人的には“頼朝、政子、弁慶、義経、後白河上皇”ではなく、

“時子、忠盛、盛国、西行、信西、後白河上皇”であって欲しかったと思いました。

・・・平清盛・愛メンバーですから(笑)。


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