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立ち止まることを学ぶ 

2024-05-24 03:23:32 | 日記
立ち止まることを学ぶ

怒りが燃え上がったら、立ち止まって神の知恵を求めましょう。

‭サムエル記上 25:1-35 新共同訳‬ [1] サムエルが死んだので、全イスラエルは集まり、彼を悼み、ラマにある彼の家に葬った。ダビデは立ってパランの荒れ野に下った。 [2] 一人の男がマオンにいた。仕事場はカルメルにあり、非常に裕福で、羊三千匹、山羊千匹を持っていた。彼はカルメルで羊の毛を刈っていた。 [3] 男の名はナバルで、妻の名はアビガイルと言った。妻は聡明で美しかったが、夫は頑固で行状が悪かった。彼はカレブ人であった。 [4] 荒れ野にいたダビデは、ナバルが羊の毛を刈っていると聞き、 [5] 十人の従者を送ることにして、彼らにこう言った。「カルメルに上り、ナバルを訪ね、わたしの名によって安否を問い、 [6] 次のように言うがよい。『あなたに平和、あなたの家に平和、あなたのものすべてに平和がありますように。 [7] 羊の毛を刈っておられると聞きました。あなたの牧童は我々のもとにいましたが、彼らを侮辱したことはありません。彼らがカルメルに滞在していた間、無くなったものは何もないはずです。 [8] あなたの従者に尋ねてくだされば、そう答えるでしょう。わたしの従者が御厚意にあずかれますように。この祝いの日に来たのですから、お手もとにあるものを僕たちと、あなたの子ダビデにお分けください。』」 [9] ダビデの従者は到着すると、教えられたとおりダビデの名によってナバルに告げ、答えを待った。 [10] ナバルはダビデの部下に答えて言った。「ダビデとは何者だ、エッサイの子とは何者だ。最近、主人のもとを逃げ出す奴隷が多くなった。 [11] わたしのパン、わたしの水、それに毛を刈る者にと準備した肉を取って素性の知れぬ者に与えろというのか。」 [12] ダビデの従者は道を引き返して帰り着くと、言われたままをダビデに報告した。 [13] ダビデは兵に、「各自、剣を帯びよ」と命じ、おのおの剣を帯び、ダビデも剣を帯びた。四百人ほどがダビデに従って進み、二百人は荷物のところにとどまった。 [14] ナバルの従者の一人がナバルの妻アビガイルに報告した。「ダビデは、御主人に祝福を述べようと荒れ野から使いをよこしたのに、御主人は彼らをののしりました。 [15] あの人たちは実に親切で、我々が野に出ていて彼らと共に移動したときも、我々を侮辱したりせず、何かが無くなったこともありません。 [16] 彼らのもとにいて羊を飼っているときはいつも、彼らが昼も夜も我々の防壁の役をしてくれました。 [17] 御主人にも、この家の者全体にも、災いがふりかかろうとしている今、あなたが何をなすべきか、しっかり考えてください。御主人はならず者で、だれも彼に話しかけることができません。」 [18] アビガイルは急いで、パンを二百、ぶどう酒の革袋を二つ、料理された羊五匹、炒り麦五セア、干しぶどう百房、干しいちじくの菓子を二百取り、何頭かのろばに積み、 [19] 従者に命じた。「案内しなさい。後をついて行きます。」彼女は夫ナバルには何も言わなかった。 [20] アビガイルが、ろばに乗って山陰を進んで行くと、向こうからダビデとその兵が進んで来るのに出会った。 [21] ダビデはこう言ったばかりであった。「荒れ野で、あの男の物をみな守り、何一つ無くならぬように気を配ったが、それは全く無益であった。彼は善意に悪意をもって報いた。 [22] 明日の朝の光が射すまでに、ナバルに属する男を一人でも残しておくなら、神がこのダビデを幾重にも罰してくださるように。」 [23] アビガイルはダビデを見ると、急いでろばを降り、ダビデの前の地にひれ伏し礼をした。 [24] 彼女はダビデの足もとにひれ伏して言った。「御主人様、わたしが悪うございました。お耳をお貸しください。はしための言葉をお聞きください。 [25] 御主人様が、あのならず者ナバルのことなど気になさいませんように。名前のとおりの人間、ナバルという名のとおりの愚か者でございます。はしためは、お遣わしになった使者の方々にお会いしてはいないのです。 [26] 主は生きておられ、あなた御自身も生きておられます。あなたを引き止め、流血の災いに手を下すことからあなたを守ってくださったのは主です。あなたに対して災難を望む者、あなたの敵はナバルのようになりましょう。 [27] ここにある物は、はしためが持参した贈り物でございます。お足もとに仕える従者にお取らせくださいますように。 [28] どうかはしための失礼をお許しください。主は必ずあなたのために確固とした家を興してくださいます。あなたは主の戦いをたたかわれる方で、生涯、悪いことがあなたを襲うことはございませんから。 [29] 人が逆らって立ち、お命をねらって追い迫って来ても、お命はあなたの神、主によって命の袋に納められ、敵の命こそ主によって石投げ紐に仕掛けられ、投げ飛ばされることでございましょう。 [30] また、主が約束なさった幸いをすべて成就し、あなたをイスラエルの指導者としてお立てになるとき、 [31] いわれもなく血を流したり、御自分の手で復讐なさったことなどが、つまずきや、お心の責めとなりませんように。主があなたをお恵みになるときには、はしためを思い出してください。」 [32] ダビデはアビガイルに答えた。「イスラエルの神、主はたたえられよ。主は、今日、あなたをわたしに遣わされた。 [33] あなたの判断はたたえられ、あなたもたたえられよ。わたしが流血の罪を犯し、自分の手で復讐することを止めてくれた。 [34] イスラエルの神、主は生きておられる。主は、わたしを引き止め、あなたを災いから守られた。あなたが急いでわたしに会いに来ていなければ、明日の朝の光が射すころには、ナバルに一人の男も残されていなかっただろう。」 [35] ダビデは、彼女の携えて来た贈り物を受け、彼女に言った。「平和に帰りなさい。あなたの言葉を確かに聞き入れ、願いを尊重しよう。」

‭ヤコブの手紙 1:19 新共同訳‬ [19] わたしの愛する兄弟たち、よくわきまえていなさい。だれでも、聞くのに早く、話すのに遅く、また怒るのに遅いようにしなさい。

だれかにひどい扱いを受けたとき、あなたはどう反応しますか。その人をすぐに批判し、自分が不当な扱いを受けるに値しない理由を列挙しますか。それが、デイビッドが期待していた公平な扱いが拒否されたときの最初の反応でした。
ダビデはサウルから逃亡中、軍隊から部下を派遣し、その地域の富豪ナバルに食糧を要請しました。ダビデはナバルが自分に好意を持ち、軍隊の必要を満たしてくれると確信していました。それが慣習だっただけでなく、ダビデはナバルの羊の群れを守ることで好意を得ていたのです。しかし、その要請はもっともなものでしたが、軽蔑的に拒否されました。
拒絶されたり、ひどい扱いを受けたり、感謝されていないと感じると、状況をさらに悪化させるような反応をしてしまうことがあります。ダビデの場合、怒りが燃え上がり、復讐に出発しました。しかし、ダビデと400人の戦士たちが目的地に到着する前に、ナバルの妻アビガイルが彼らを阻止し、ひざまずいて夫の行動を詫び、ダビデを説得しました。
その瞬間、ダビデは選択を迫られました。自分の怒りと正義を求める気持ちに駆られて彼女を突き飛ばすか、立ち止まるかのどちらかです(ヤコブ 1:19)。神は彼に、より良い選択をするための知恵を与えました。次にあなたの心に怒りが湧き上がったとき、ダビデの例に倣い、立ち止まって知恵に耳を傾けてみませんか。