定年後の人生に花咲かせよう!

明日を生きるために きょう1日を大切にする 青春を忘れない

未来を想像するだけで脳が活性化

2024年11月30日 | 日記

 人の脳は本来 楽観的にできているようで、過去よりも未来に起こるであろう「明るい期待感」を持つ人が多いと言われ、そんな未来を想像するだけで脳が活性化するそうです。
「宝くじ」を買って、夢を見るのも脳に良いかも・・・・・。

  明日への期待が持てれば、私たちの行動も変わります。年齢に関係なく「老後に備え使い道を探す」でしょう。11月27日に“ウインクあいち”で行った、中高年者・再就職支援セミナーでも、夢や希望、目標を描いて行動すれば脳が活性化し、企業はそんな人を求めていると話してきました。

 チョイと昔のこと、百歳をこえて初めて確定申告をした名古屋の「きんさん・ぎんさん」の話ですが、その「きんさん・ぎんさん」が、メディアに出演するようになって出演料が入った際、「お金を何に使いますか?」という問いに対して、二人がそろって「老後の蓄えにします。」と答えたそうです。

 やはり、人の脳は本来 楽観的にできているようです。当時は100歳という年齢で双子の姉妹は珍しく、 老後に備えると言った「きんさん・ぎんさん」の話も珍しく、二人はその後、お金をうまく使い果たして旅立ったことでしょう、財布の紐(ひも)を緩めて・・・。

 その頃、日銀は世の中へお金をジャブジャブに出し、金融緩和しても思ったほどお金が動かなかったのです。大胆な金融緩和で株価も上がり、企業収益が高まれば給料も増え、使い道を探し消費も増え、デフレ脱却へ進むというシナリオでした。ところが思うほどうまくいきませんでした。

 まさか、国は景気を上向かせるために再び借金し、万里の長城やピラミッドの様な物を造るわけにもいかず、企業の設備投資を伸ばす工夫もうまく行きそうもなく、今度は働く人の賃金を上げ、消費の拡大を図る戦略に出たようです。

 給料が上がれば財布の紐を緩めて、大いにお金を使おうではありませんか・・・。車や電化製品を新しいのに買い替え、服も新調し旅行へでも行って、ついでに有名な絵画や骨とう品でも買ってはどうでしょうか。それとも宝くじを買って夢を見る?・・・脳が活性化するかも・・・。

   

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名古屋市長は誰が? 万歳三唱は・・・

2024年11月24日 | 日記

 名古屋市長選挙は、きょう投開票日です。今回の選挙は河村たかし前市長が失職したこと(衆議院選挙へ立候補)に伴って行われ、無所属の新人7人が立候補し、河村市政による政策の是か非か(市民税減税や名古屋城の天守閣木造復元など)をめぐり、論戦が交わされてきました。

 衆議院選挙の他に愛知県内では自治体選挙が行われ、選挙によっては、投票が締め切られた直後に「当選確実」が出ることがあります。この場合、報道機関で事前の情勢取材や出口調査の結果から、確信を持って「当選確実」を判断しているようです。

 当選確実が報道されると、選挙事務所では当選の結果を一刻も早く知りたいという支持者や応援者が集まっていて、立候補者が会場に現れると「万歳」が行われます。「当確」ですから候補者も一緒に喜んで「万歳」もよいと思いますが、当選した場合は、周りの人が祝福してくれるので、頭を下げてそれに応えるのが、当選者の礼儀というものでしょう。

 町内会長をしていたころ、神社での神事が終わると禰宜(ねぎ)さんの音頭で万歳三唱の機会が度々ありました。万歳の正しい姿勢としては、両腕から指までをまっすぐ上に伸ばし手のひらは内側にと教わりましたが、まあ、正式な万歳の所作は、歴史的にも慣例上も定まってなく、おおむね勢いよく両手を上げればよいようです。

 10月9日、岸田内閣は解散して議場では万歳が行われました。万歳の歴史は明治30年の帝国議会の頃かららしく、この慣例の経緯は明らかではないとか、まあ、万歳三唱をすると次の選挙で落ちないという縁起もあるらしいのです。ただ「この瞬間に失職するのに何が万歳なのだ」といって万歳三唱をしない議員もいるそうです。

 その場に身を置いた議員の気持ちを思えば、解散詔書を読み上げている途中で万歳し「早く終えて選挙区へ・・」と逸る気持ちも理解できます。頑張るぞと声を張り上げる議員と半分はやけくその議員もいることでしょう。

           

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「いい夫婦の日」に思う

2024年11月22日 | 日記

 きょうは「いい(11)ふうふ(22)」の語呂合せで、「いい夫婦の日」 だそうです。きょうだけでも「良い夫婦」でありたいと、そう思っている人がいるかも・・・。

 あかの他人が結婚して、夫婦として生活するのですから、いろいろ大変なことがあると思います。交際中の「好き」という感情だけではなく、日常生活をともにするのですから、お互いを尊重し、信頼し合い、支え合うことが求められます。簡単なことではないと覚悟して結婚しても、別れてしまう夫婦がいるのですから・・・・。

 夫婦間には多くの試練があり、価値観の違い、生活リズムの不一致、時には子育てや仕事のプレッシャーから生じるストレスなどがあります。二人の生活習慣を簡単に変えることは難しく、自分の思うようにならないこともあります。小さなことでも重なればストレスが生じます。

 ここはシッカリと伝えて、どんなことをしても譲れない部分は「まあ、いいか」と、あきらめることです。あきらめてもらうことです。「仕方ないから相手に合わせよう」とするのではなく、自分が幸せになるため、『自分が幸せなら相手も幸せになる』と考え、信じることでしょう。

 夫婦間のあいさつは生活の基本、空気のような存在でも「おはよう・おやすみ」は、忘れないことでしょう。特に「ありがとう・・・」は・・・・・。相手を尊敬し感謝することから夫婦関係は成り立っていると思うのです。

 いい夫婦の日は、夫婦間のコミュニケーションのあり方を見直す良い機会で、「いい夫婦」は、互いに体調を管理し、自分の気持ちを素直に伝えることが大切で、特に私は『酔い(よい)フーフー』にならないように・・・・。

    

     千葉県 銚子市 犬吠埼灯台 2024.11.17 撮影

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酒の文化

2024年11月03日 | 日記

 きょうは文化の日。日本酒は、日本へ稲作が伝わったのは弥生時代(約2000年前)と言われていますが、縄文時代にはすでに稲が栽培されていたという説もあり、米を原料とする酒が造られていたとも推測されています。

 日本独特の製法で酒は醸造され、コメ、コウジ、水を主な原料に醸造し、清酒とも言います。日本酒の中でも新酒は、10月から11月に完成し、製造年度内に出荷された物を言い、酸味からかフレッシュ感があり、冷やして飲むのを好みます。

 吟醸酒、大吟醸酒など12月から2月にかけて作られ「寒造り」とも言われ、精米歩合、アルコール度、水の硬度などを変化させ、多種が造られ、人の好みに合わせて売られていて、飲み方も数々あります。

 お酒は「清酒とか日本酒」のことだと思っていましたが、「お酒」と言えば、「焼酎を示す」と、千葉で働いていた昭和の終わり頃、鹿児島出身の同僚・京田 豊氏から教えられました。

 「焼酎」の歴史は古く、シャムから流球を経由し、16世紀頃に日本へ製法が入ってきたそうで、蒸留酒を言います。教えられた焼酎は薩摩酒造製造のサツマイモと米コウジによる「さつま白波」25度で、彼が前日に水4:焼酎6の割合で割って置き、湯かんして飲むことでした。美味しい「お酒」です。

 これから寒い日など、かん酒がお奨めではないかと・・・・。

                                                 

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かろうじて秋らしく

2024年10月28日 | 日記

 夏の暑さが和らいで、少しずつ秋の気配を感じるようになってきました。秋の夜長と言いますが、夕方5時を過ぎると暗くなり、翌朝 目覚めても外は暗く、近くの畑へ行って大根を間引こうにも、隣家の防犯用の明りに照らされて、まるでドロボーになった気分です。

 朝の気温と昼の気温差が激しく、体調を崩す人もいるようです。こんな時はお風呂に入って温まり、早く寝ることでしょう。血液の循環をよくして、血流によって体を温め、お風呂や湯たんぽなどで外部から熱を与えることも効果的だと思います。

 体温は上半身が高く下半身は低いので、体温の差を小さくすることは、病気の予防と改善に大切なことだと言われ、昔から健康法「頭寒足熱」と言い、血液の循環をよくすることでしょう。

 秋が深まると、今まで口にしてきた日本酒も、かん酒が美味しくなります。酒の充て(枝豆、スルメ、焼き鳥など)も、熱く値上りして下げ止まらず、酔い心地は今1歩でしょうか・・・。

 松尾芭蕉の晩年の句「秋 深き隣は何をする人ぞ」の様に、秋が深くなり隣の人の生活の音が聞こえ、酒のつまみに値上りした秋刀魚を焼けば、匂いまでも不要な心配をかけます。

 10月6日 岡崎市長・市議会議員選挙、27日は衆議院議員選挙と、今月は「選挙月」でした。開票の結果、日本経済の血流と酔い心地はどのようになるのでしょうか。頭である「東京・霞が関・永田町・隼町」のみが熱く、足元の地方は冷えていて、「今にも悪酔いしそう」なのが、直るでしょうか。

                                   

               押し花「コスモス」 制作者:陽子

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三途の川と極楽

2024年10月26日 | 日記

 幼い頃、祖母の話では、三途の川(この世とあの世の境目にあるとされる川)を渡ると、エンマ様が生前の行いから、死後の裁定を下し、極楽(苦しみや災いのない世界)か、陰府(よみ)の世界(地下や海底に存在する死の世界)へ追いやられるので、真面目に生きろと・・・・・。

 真面目に生きなくても、極楽へ行くことができます。JR名古屋駅から中央線恵那経由、明智鉄道に揺られて30分弱、2008年(平成20年)に開設した「極楽駅」で下車すればよいのです。また、名古屋市内にもバス停「極楽」があります。名鉄バスセンターからバスが出ていて約1時間、平針からもバスで「極楽」へ行けます。

                         

 「人は永遠に生きる」など、できもしない事を考えないことです。老いと死は必ず来ますから、悲しまず、一瞬一瞬を自覚し、大切に生きる事だと思います。死んだ経験がありませんので、死後の世界は知りません。有るのかないのかも定かではありません。

 本物の死は「くたばる」とも言い、物質の世界から離れ、時間の概念が存在しなくなり、精神は覚醒する状態となり、こん睡状態にある人と類似すると言います。「くたばる」は、非常に疲れる、衰弱するという意味ですが、「くたばれ」となると、死んでしまえ、クソ食らえと、強烈な言葉ではないかと・・・。

 生きていれば、明日「くたばる」かもしれず、くたばる前に「終活」をすべきだとも言いますが、「明日のために きょう一日を大切に生きる」今、三途の川を渡るには、終活よりも「修活」ではないかと・・・。

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人や物、組織に名前を付ける「名付け」

2024年10月24日 | 日記

 名前を付ける場合、その意味や動機を表現する場合が多く、名前は単なる符丁(記号・符号)ではなく、人が個別に認識できる固有の表現をし、「人」の場合は、本人も名前を意識することがあると思います。

 人の場合は、生まれてきた子に「名付け」をし、多くは親や家族がしますが、地方によっては親族以外に「名付け親」が存在する場合があります。2023年男の子の名前ランキングは、 1位 蓮(れん)、2位 碧(あお)、3位 陽翔(はると)、女の子の名前ランキングは、 1位 陽葵(ひまり)、2位 凜(りん)、3位 翠(すい)でした。

 物の場合は、ネーミング規則(コンピューター プログラムのソースコード上で開発者が名付ける識別名についての決まりごと)や商標登録(商品・サービスが他と区別するためにネーミングやマークが特許庁に登録されている)などに注意する必要があり、商標調査をパスしたネーミングが必要です。

 Ⓡは「その商標が登録されていること」を示すシンボルマークで、 登録されている商標を無断で使用すると、商標権侵害になり、使用差止め請求や損害賠償請求の対象です。例えば「プロフェショナル キャリア カウンセラーⓇ」など・・・。

 社名をつける場合も、既存の会社に似た名前を付けると、場合によっては不正競争防止法違反として、損害賠償を求められる可能性もあり注意が必要です。

 「名は体(たい)を表す」とも言います。物や人の名前は、その中身や性質を的確に表すことが多く、私と同年代の人に勝利(かつとし)、勝久(かつひさ)、勝子(かつこ)など「勝」と言う文字を使った名前が多かったのは、戦前の生まれで「戦争に勝てばきっと良いことがある」という願望から名付けられたものと思います。

                           

                                  岡崎市長・ 内田やすひろ後援会・役員会にて   2024.10.23撮影

 

 

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時には息抜きも必要・・・

2024年10月20日 | 日記

 気持ちがぴったり合うことを「息が合う」と言いますが、息は空気を、「吸う」「止める」「はく」の3動作ですが、この動作がお互いにピッタリ合わなければ、「息が合う」とは言いません。ところが、息は呼吸だけでなく「気持ち(心)」が合わなければ、「息が合う」とも言いません。

 陸上競技でスタートの際、ピストル音で走り出しますが、それも「息を合わせる」のがスターターの役目で、合わないと(フライングで)やり直しです。大相撲で、力士が土俵へ上がって対戦する場合、相手力士に呼吸を合わせて立ち上がりますが、この時、行司は両方の「息を合わせる」役をします。

 「息の合った職場」と表現されることがあるように、息の合わせ方は人間関係にも大きな影響を与えます。上司や部下、仲間と「息が合う」ことで、成果は大きく影響します。

 職場で息を合わせるには、「1.共通の認識で準備する(息を吸う)」「2.構える、スタンバイ、緊張する(息を止める)」「3.スタートし行動に移る(息をはく))の3拍子がそろわなければなりません。

 人は、毎日息を止め、スタンバイの状態が続くと疲労が蓄積します。時には趣味や旅行、スポーツ、居酒屋などで「息抜き(息をはく)状態」を作った方が良い場合もあります。

                                                                                

 

 

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ゴールド・パワー(老人力)

2024年10月18日 | 日記

 高齢社会が到来し、その人たちが活躍できる職場はないか、そのためにはどのようにして働くか、愛知県は「高年齢者人材確保支援事業」や「生涯現役支援事業」と称して、おおむね45歳以上の中高年齢者を対象に就職に関する説明会や各種のセミナーを行っています。

 高齢者の呼び方を「年寄り」「老人」「老年」「シルバー」「シニア」など、年齢を強調した表現を使います。そして、高齢者を前期高齢者、後期高齢者(Late-stage elderly)と区分して医療保健制度を実施しています。

 電車・バスの優先席をシルバーシートと呼び、高齢者の職能を生かす「シルバー人材センター」が各地に存在します。シルバー人材センターがあるなら、「ゴールド人材センター」があっても良いと思いますが、その様なものはありません。

 一般的に、年齢を重ねると体力低下、視力や聴力の低下、もの忘れ、話のくどさなど、人間の感覚がアバウトになって、ひ弱さを感じさせますが、高齢者が持つ もう一つの力、魅力(みりょく)と考えれば、気の持ちようで、楽しさを与え、気持ち良さを感じさせ、自由さみたいなものを他の人に及ぼすのでは・・・。

 人にもまれて、いろいろ経験して来てからには、世の中へ何らかの力を及ぼして来たはずです。言い換えれば「老人力」ではないでしょうか。人生の到達点に近く、金メダルクラスの力、ゴールド人材ではないかと思うのです。今月も小牧市でセミナーを担当する予定です。

                                                   

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時は流れて・・・今も

2024年10月10日 | 日記

 1964年、秋晴れの旧国立競技場に聖火がともった東京五輪の開幕から、きょうで60年の節目です。あのときバレーボール「東洋の魔女」の主将だった中村(旧姓河西)昌枝さん、聖火台に点火した坂井義則さんが亡くなって10年が過ぎました。

 当時は、体操のチャスラフスカ選手、マラソンのアベベ選手など、世界から注目を浴びた選手のほかに、日本人が金メダルに輝いた体操の小野、山下、遠藤、早田選手ら、そしてボクシング桜井、ウエイトリフティング三宅、柔道の猪熊選手らの活躍が思い出され、2021年に2度目の東京オリンピックが開催されて3年が過ぎ、改めて時の流れの速さを感じます。

 今や、自動車を始め航空機、電車、モータボートなど乗り物の性能は劇的な進歩を遂げました。しかし、変わらないのがワイパーの構造で、発明されて以来100年以上ワイパーアームを左右に振って水滴を払拭(ふっしょく)しているのです。

 メーカーもはっ水ガラスを付けた製品を出していますが、ワイパーのない乗り物を見たことがありません。いつの日かワイパーアームのない乗り物が登場することを期待したいと思います。青色発光ダイオードに次ぐ、ノーベル賞ものではないでしょうか。

                  

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スポーツの秋に向けて

2024年10月08日 | 日記

 先日のblogに、昭和時代の大衆に人気のあった言葉に「巨人・大鵬・卵焼き」を記述しました。令和になって「翔平・聡太・大の里」と挙げてみましたが、いかがでしょうか。

 スポーツで有名になった2人を言葉に入れてみましたが、「体育」は数多い学校の教科の中でも必修なのはこの科目だけで、苦手であっても、この科目だけは何とか楽しんで付き合うしかありません。

 教育の3本柱「知育、徳育、体育」といわれてきました。ところが、親が学力を身につけること「知育」や「道徳」には熱心ですが、「体育」は生涯 健康で生きるための基本教育なのに、重要視しているとは思えません。

 高校では普通教科として「保健・体育」が存在し、専門教科として「保健」は性教育や健康、環境、福祉、家族に関する教育が行われていて、「体育」は、スポーツ・武道などの各種の運動を通じて、心身の健やかな成長をねらい、自己の体のしくみなども学びます。

 決められたルールで行われる「スポーツ」は、勝敗が付いて回ります。とかく成績を重視しがちですが、教育としてのスポーツは、負けた時のケアが大切です。勝負で負けを経験しなかった人は、自分の実力を知ることができません。

 夏の全国高校野球選手権大会を例にとれば、全国から参加校3,441校、甲子園出場校49校、勝ち続けたのは「京都国際高校(初優勝)」の、ただ1校で、他の高校は全て、負けた経験をしているのです。

                                                 

 勝ち続けることができれば問題はないのですが、負けたときは、どの様に自分をコントロールするかを学び、初めて実力を知ることです。負傷して大会出場を見送るときなど、無理をしないで相手に勝ちを譲ることが、自分にとって次へ有利な結果に結びつくと判断するのは、負けた経験がものをいうときです。

 スポーツほどキッパリ勝敗がつくことは他に少なく、一般の企業でも厳しさに直面する時は数多くあり、スポーツマンが就職試験で有利にはたらくことは大いに理解できます。

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暑い日が続き、いったい秋はいつから?

2024年09月30日 | 日記

 二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して定め、暦の上での「立秋」は毎年8月7日頃~8月22日頃です。立秋は秋が立つと書くように、暦の上では秋です。今は9月になっても猛暑日が続き、「温暖化」ならぬ、類を見ない「高い温度に直面」して、これまでの記録を塗り替えるほどの暑さでした。

 この夏の日本の平均気温は平年と比べて1.76度高く、気象庁が1898年(明治31年)に統計を取り始めてから最も暑い夏となったようです。

 暑さの原因は、7月と8月ともに偏西風が北へ蛇行し、太平洋高気圧が西日本に向かって強く張りだしたことや、長期的な地球温暖化が気温を底上げしていることや、春に終息した「エルニーニョ現象」、日本近海の高い海面水温も影響しているようです。

 1年間を春夏秋冬で表すなら、秋は9月・10月・11月でしょう。ところが昨年の今頃も30度を超す夏日が多く、いきなり夏から冬になってしまった様に感じました。

 「秋の日は つるべ 落とし」と言います。太陽の位置が低くなり、地平線に沈んでも、なお空に薄い光が残っている時期で、日没の時刻が前日と比べ差が大きく、日暮れを早く感じます。

 夕日にさえぎられた松や杉の常緑樹が並ぶ交差点の夕暮れに、ぼんやりと外灯がともり、帰宅を急ぐ人々が乗る車の列が並び、暑かった9月の終りを告げ、秋はいつから来るのでしょう・・・。

             

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良い香りが漂い、人の心を癒やす

2024年09月29日 | 日記

 9月になっても猛暑日があって、この暑さが長いことを心配しましたが、このところ朝夕は涼しさが増し、秋の気配を感じます。庭のキンモクセイの香りが漂い、田んぼの稻も穂が垂れ下がり、いよいよ収穫の時期到来です。

 キンモクセイは住宅の生け垣や街路樹、公園などで多く見かけます。庭でナンキンハゼの大木と並んで半日陰ですが、秋に黄色の花を咲かせて甘く強い香りで、この時期は遠くまで漂います。その名の通り「金木犀」は、濃い黄色の細やかな花を密集させて咲きます。冬は落葉大木・ナンキンハゼの隣で日当たりがよくなり、とても元気です。

 トイレの芳香剤でキンモクセイの香りが使われたのは昭和の時代でした。平成になってからはラベンダーに替わったようです。令和になってアクアソープやグレープフルーツ、強い香りが苦手なら消臭・無香料という選択もあり、人の年代がわかるような気がします。

 消臭剤もよく売れていて、人工的な香りが苦手な人には、香水のような匂いではなく自然の花の香りに近いスパフラワーの香りは、使っていてストレスがないようです。

 大相撲で力士たちの整髪料「梳油(すきあぶら)」には、髪を漆黒に輝かせ、髪を整える目的のほかに特有の整髪料の香りは、「お相撲さんのにおい」と印象付けられ、道を行く力士とすれ違えば、ついその香りで振り向いてしまいます。

 香りは、人の心を癒やし、ストレスを軽減することができ、「香り」がもたらす効果で、脳波の種類「アルファ―波(リラックス・安静)」を出している状態のことを言うようです。

                     

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「魔の9月26日」が過ぎました。

2024年09月27日 | 日記

 「魔の9月26日」が過ぎました。この日は1959年(昭和34年)、65年前に名古屋市など海沿いの住宅密集地を台風15号の高潮が襲い、5,000人をこえる死者・行方不明者を出した伊勢湾台風が来た日でした。

 前年の1958年(昭和33年)9月26日、関東地方や静岡県を中心に大きな被害を出した狩野川台風、狩野川流域では堤防が決壊し、大規模な洪水が発生死者と行方不明者を合わせて1,000人をこえる甚大な被害となりました。

 また、1954年(昭和29年)9月26日、70年前に台風15号による暴風のため函館湾で青函連絡船の洞爺丸や十勝丸など5隻が次々転覆・沈没し、1,430人もの命が嵐の海にのみ込まれたのが9月26日でした。

 台風、豪雨、竜巻、地震・津波など、人の力で制御できない災害の恐ろしさは、忘れた頃に、再びやって来るのです。いや、忘れなくてもやってきます。

 その後、高潮防潮堤などの整備は進みましたが、台風が関東や東北に上陸、各地に線状降水帯が発生するなど、異常な気象の状態が現われ、災害の発生状況から察するに、無防備に近いのではないかと思います。

 阪神大震災では、折れた電柱、垂れ下がった電線、路上に駐車した車、道路中央に飛び出した自動販売機などが、救援を妨げる「凶器」となったことは記憶にあると思います。

 「台風、豪雨、竜巻、地震・津波など、忘れなくてもやってくる」・・・危機意識は常に新しいものへと塗り替えていく必要があります。

                             

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彼岸花が咲く

2024年09月24日 | 日記

    猛烈な暑さ「猛暑」は過ぎ、まだ暑さは残るものの、数日前から朝・夕が「秋」を感じます。田んぼの稻穂は黄色が濃くなり、もうすぐ「あいちのかおり」の刈り取りが始まります。

 秋の花と言えば「キバナコスモス」。原産地はメキシコからヨーロッパに渡り、日本へは大正時代に輸入されたようで、黄色かオレンジ色の花を咲かせ、背丈は30~90センチほどで花の期間は長く、今が最盛期です。

                               

 コスモスはギリシャ語で「美しさ」という意味だそうで、キバナコスモスの花言葉は「野生的な美しさ」とか、乾燥や夏の暑さでも咲き誇り、野性的なイメージがある美しい花です。

                             

 さわやかなキバナコスモスとは対照的に、秋に咲く花と言えば彼岸花で、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とも呼ばれ、墓の周りやあぜ道によく咲いています。赤が鮮やかであればあるほど、妖しさや寂しさが際立ってくる花で、昔は忌み嫌う人が多かったのも、花・茎・根が全てリコリンという有毒で、誤って食べた場合は、中枢神経のマヒを起こして死にいたることもあるようです。

                             

 田んぼのアゼには、野ネズミに穴を掘られないよう彼岸花の球根が植えてあり、一直線に伸びた細い茎のてっぺんに、何とも不釣り合いの大きな赤い花を咲かせます。

 

 

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