この数日、雲 一つない晴れ上がった空が続き、今夜も冷えるのではないかと思います。
11日の夜は、ハンガリー・ショプロン(Sopron)で行われた日本の女子バスケットボールチームがパリ・オリンピック出場を賭けて行われ、テレビで観戦しました。
グループAの日本は最終予選を86対82でカナダを下し、2勝1敗となって出場権を手にしました。
オリンピックは参加することに意義があると思います。ピエール・ド・クーベルタン男爵は、「自分を知る、自分を律する、自分に打ち克つことが最も大切」「勝つことではなく参加すること、同様に人生において勝つことではなく奮励努力すること」「スポーツを通じ 世界は一つ」「文化・国籍などをこえ、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって平和な世界の実現に貢献すること」と言いました。
外国選手との素晴らしい交流ができるチャンスです。選手として日本人として大いに信頼関係を深めてほしいものです。また選考の結果、参加のチャンスを失った選手も、次回を目指して大いに努力を重ねてほしいものです。
スポーツ選手が、選手生命を断ち切られそうになるのにケガがあります。中でも多いと思われるのが靭帯(じんたい)の損傷です。骨と骨をつなぐ丈夫な組織ですが、過酷な練習を積み重ね、ついつい無理をして強く打ったり、激しくねじったりしたときに傷ついたり切れたりします。
ドジャーズに移籍した大谷翔平選手の様に、手術やリハビリの結果、立ち直ることができても、大切な練習時間帯を失いチャンスを見逃す、あるいは結果が残せなくなるケースをよく聞きます。しかし、青春とは人生の若い頃だけの時間ではなく、心の持ち方ではないでしょうか。
ドイツ出身のアメリカの詩人サミュエル・ウルマン(1840年~1924年)は、『・・・・青春とは、バラのまなざし、紅の唇、しなやかな手足でなく、たくましい意思、豊な想像力、燃える情熱をさす・・・・理想を失うときに初めて老いる・・・』とあり、
最後の文に『・・・20歳であろうと人は老いる 頭を高く掲げ希望の波を捕らえる限り80歳であろうと、人は青春として・・・・・』とあります。