確定申告の時期が来ました。2023年分の確定申告の提出と所得税の納付期間は、昨日の16日から2024年3月15日迄です。かつて100歳の双子の姉妹「金さん・銀さん」がテレビ出演で稼いで、確定申告する場面がありましたが、菩提寺(ぼだいじ)の住職さんが「そんなに稼いで、どうするの?」と聞いたそうですが、「老後のためにとっとくよ」と答えたそうです。老後って いったい何歳なので・・・?
人は生まれてから65歳でサラリーマンを定年、どの様な年数を過ごしてきたでしょうか?1日の食事・排せつ3時間、睡眠8時間、学校・仕事8時間、通学・通勤2時間、その他3時間とすると・・・。
食事・排せつに通算約8年、睡眠22年、学校・仕事22年、通勤5年、居酒屋などで過ごすその他で8年使ってきたという事です。つまり、朝 起きて約40年間しか意識を持って生きていたに過ぎません。
今後も時間を大切に生きねばなりません。しかし、私と同年代に話を聞くと定年退職後は、釣り、ゴルフ、写真、絵画、旅行、畑仕事など、いろいろやってみたが、「長続きしなくてねぇ・・・・・」と返ってきます。そこには、サラリーマン現役時代と違う喜びがある反面、社会との関係に手応えを感じられないのでは・・・・。
つまりサラリーマン現役の頃は、組織の中の一員で、誰かのため(上司・家族など)に役に立っているという自信と、認められているという自負があったのではないでしょうか。
「人生100年時代」と言っても、目が覚めて意識がある残りの時間3万~10万時間を“人生花づくし” で、元気で生き続けるためには、まず健康であること、時間の使い方とお金の使い方、社会とのかかわり方を、今以上に工夫する必要があるのではないでしょうか。