いよいよ11月も第四カーブを回って月末へ、きょうは勤労感謝の日です。令和5年もラストスパートに入ろうとしています。景気は円安が進み「人心が作るもの」と感じた年、残り1カ月と少しで終わろうとしていて、再就職を目指す人にとっては、年末、あるいは年度末までには何とか目的を果たしてほしいと思っています。
1昨日、愛知県主催の「中高年者再就職支援セミナー」が刈谷市産業振興センター6階の第3会議室で開催され、午前中は再就職のための基本的な事項、午後は書類対策、面接対策など、実践的な内容で支援をしてきました。
基本的な内容では 「なぜ再就職を目指すのか、目指さなければならないのか」を考えるとき、どうしても「人生 三大 不安(貧困・孤独・病気)」について“どの様な対策が必要なのか”から始めました。
特に貧困率について、年間所得が127万円未満の人が2003年には14.9%、2018年は15.9%と年々高くなって、グローバルノートによれば、各国の全世代の相対的貧困率と国別順位を掲載していて、1位、南アフリカの27.7%、2位はブラジルの21.5%で、日本はランキングで12位です。
貧困率が高くなるのは、年金収入のみで暮らす人、あるいは基礎年金のみの高齢者が増え、働きたくても受け入れる企業が少ないことや、働けない人が増えたことによると考えられます。
受講者は、元気で働く意欲がある人が集まっています。就業の機会を一刻も早く探し出して、貧困に陥らないため、健康に留意し、再就職を果たしてほしいと思っています。