毎年10月15日から22日までの1週間「新聞週間」が行われ、読者に新聞の重要性を知らせ、新聞・放送に関わる「言論・報道の自由」を守り、発展を期することを目標にしています。週間中の日曜日は新聞配達の日で、日本新聞協会による記念行事が開催されます。
新聞は、時代とともに読み方に変化が生じ、インターネットを利用することで、情報を素早くピンポイントで得ることができるようになり、新聞がその情報をどのように捉えて論評しているか、読者に向かって何を訴えているかを知ることができます。
新聞各社が取材する記事は、まるで談合したかのように同じ内容です。しかし、国民の知る権利を守るために、記者が取材源を明かさないことなど、法は情報源の証言拒否を特別な存在として認めています。(取材源の秘匿が民事訴訟法の職業の秘密に当たるとの最高裁の判例がある)
新聞によっては、政党の機関紙的役割のようなものもあり、新聞がどんなことを伝えようと、うのみにしたり振り回されたりすることはなく、私は自分の考えに役立つ材料だけを冷静に受け止め、他は適当に受け流すことが必要だと思っています。
過去に、民主党政権に代わった時、過大な公約、資金の不足(予算の不足)、仕分パホーマンス、官僚と連携の不足、連立政権への読みの不足などで、苦境に立たされている記事ばかりで「うんざり」でした。
震災、水害、噴火など目立つニュースの陰で、隠された記事の発掘に努めて、公正、公平、真実を伝えてほしいと願い、新聞や放送に期待したいと思います。