11月になっても気温25度をこす日(夏日)が続き、昼中は半そでシャツで過ごすなど、今年の気温は秋がなく、いきなり冬となりそうな気配です。
11月に入ると、例年「ナス」を生産する農家では露地栽培の終わりをつげ、町内の畑では背丈ほど育った木を片付け始めます。商品にならないサイズが不ぞろいなナスを頂戴しましたので、さっそくカメラで撮影してみました。
収穫したばかりで、紺色に輝いたナスを生のまま、軽く塩を振って食べてみました。パリッとした音を立てて 口の中で、ほんのりと甘さを感じるのは新鮮だからでしょう。
ナスは、夏の暑さによく耐え、野菜の中では高温を好む性質があり、栽培する適温は昼は28~30度、夜は15~28度といい、10度以下では成長が止まると言われ、11月になると露地栽培の収穫を終わりとするようです。
よい実を収穫するには、伸び始めのわき芽摘みと、夏場の水やりと追肥が重要で、栽培時期は晩春から秋まで(5~10月)で、初夢の縁起物:「一富士、二タカ、三ナスビ」とか、「秋ナスは嫁に食わすな」と言われるほどおいしい食べ物です。