外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

期末試験に向けて

2010年12月16日 | 日記
12月16日(木) 晴れ

今週1週間は2年生が「実訓週」ということで私の授業はなし。
何をやっているのかというと聴力の強化をしているのだとか。
ある先生はひたすら日本のドラマを見せているのだそうです。

私はというと先週から始まるはずだった3年生の授業に、誰も来ないので
たまたま教室のそばを通りかかった主に3年生を担当している先生に
【授業終了】のお許しをいただきまして、今週は1年生の授業のみ。
再来週に実施する期末試験の作成に頭を痛めているところです。

私がどんな試験問題を出して、どんな結果になろうとも、一人として
不合格者が出ないことは分かったのですが、だからと言って簡単すぎて
昨年の1年生のように満点続出では問題がありますし、逆に半分も
取れないような成績では奨学金を目指す学生達の足を引っ張るのも
心が痛みますので、平均70点前後になるような試験にしたい。

細かく採点するのであれば、一人一人と会話をして発音のチェックから
語彙、文法、私の話の理解度を見るのがいいのですね。
これは1年生に実施しようと考えているものです。
しかし、2年生となると総勢47名。
こちらは聴力を含めた筆記試験のみ。
なにせ、授業の半分は日本のドラマ鑑賞ですから、そこからの出題をも
考えています。そして少々テストの成績が悪くても出席点でカバーする。
外教の授業は、参加して生の日本語を聴く事に意義がある、ということを
実践する為です。

学期最後の仕事、気を引き締めなければ。。。

コメント
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