私にとってはありがたい休講

１１月６日（日）　曇り時々晴れ

雨がまだ降り続けているのかと思えるほどの暗い朝でした。
既に止んでいたのでグラウンドには出たものの、日曜日ということもあってか今日は
誰も姿を見せませんでした。久々にストレッチをやっただけで終わりにしました。
孫がいれば、多分姿を見せたんだろうな。
去りし者を惜しんでも仕方の無いことではあります。

さて、今日は家庭教師の日、少々気乗りがしない仕事？ボランティア？です。
前任者が終えたテキストの２冊目を用意はしていたのですが、あの生徒のレベルでは
簡単過ぎではないか、とは言え、たけしのように会話はスラスラなのに、置き忘れて
きた文法がたくさん出ても本人の為にはならない。
しかし、文法というものはよほど語学を勉強することが好きな人間か、何か必要に
迫られて勉強する者でなければ、なかなか勉強する意欲の湧きづらいもの。
特にあの生徒のようにやる気があるのかないのか分からない、親が押し付けている
ようにも思える状態では判断が難しい。なにせ、本人が本当に日本へ行きたいと
思っているのかどうかさえ怪しいのですよね。

支度を整えている時に生徒の父親から電話があり、今日の授業が出来るかどうかの
確認がありました。先週は生徒の学校で何か行事がある、ということを生徒から
聞いていたので本人には再来週と伝えていたのですが、それが本人から父親には
伝わっていなかったようなのです。先週の日曜日に何時に迎えに行きましょうか？と
連絡をいただいて授業がないことをお話ししたのですね。
『今日は大丈夫ですよ』とお返事して、お迎えの時間は９時になりました。

そしてそれから２０分経った後、父親から再度電話。
時間を間違えてもう迎えに来てしまったか、と思いきや
「娘が病気になってしまって、今日は申し訳ないのですが」と。
『いいですよ、構いません。どうぞお大事に』
思いがけない事態に、ちょっと一安心。
はて、この親子のコミュニケーションはどうなっているのだろう？と不思議にも
思ったのですが、ひょっとしたら娘がぐずって仮病でも使ったかな。
思うに、お互いに合わないと思っているのではないかと・・・。

それから暫くの間、代役がいないものかと考えを巡らせたのですが思いつかない。
日本人教師が少ない上に、私が引き受けている授業料はボランティア精神がある
方でないと難しい。
いっそのこと、語学学校を紹介しようか・・・。

このレッスンがなければ、もう一眠りしたい、と思うところですが、既に準備万端
だったため、身体が仕事をする姿勢に入っており、昼までに今週分の資料の作成を
大方終わらせることができました。
とても有難いこと、と思いつつも、お互いの為に何か良策を考えねばなりませんね。