外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

烤魚

2011年11月16日 | 日記
11月16日(水) 曇りのち雨

烤魚を食べに行きませんか、という誘いで学生と一緒に魚を食べに行きました。
日本語で言えば「焼き魚」と言ったところでしょうか、焼肉など焼き物は炙るという
意味なのでしょうね、この烤という字を使います。

焼き魚、そういえばあまりこちらでは食べることが無いので久々にいいね、と
思いつつ中国の古きよき店といった感じのお店に入りました。
こちらで魚料理といえば、だいたい煮魚たまに揚げ物。

まず木だか石だか判別が付かない炭がやってきまして、期待が高まります。

七輪焼きのような感じなのかな・・・。
学生が日本でも炭火焼があるのか?と問うので、今では少なくなったものの、炭で
焼く肉や魚は落ちた油で香ばしくなるのでさらに美味しくなる、と話したのですね。

で、出てきた料理を見て唖然。あまりの大きさに驚いたというのもあるのですが
これだと炭の意味が全く無いのでは?確かに満遍なく熱を加えるという意味は
あるのでしょうけど・・・。

魚は鯉だそうで、それを鯵の開きのように開いて焼き、それを煮るのだとか。
そしてお決まりのように辛子がたくさん。
焼いて、煮る。確かに焼き魚といえば、そうなのでしょうが、これも食文化の違い
なのでしょうね。

味はなかなかのものでした。だしは基本的に醤油だと思えるのですが、たまに
引っかかる辛子で咽てしまう以外は問題ありませんでした。
ただ、こちらで魚を食べるたびに、日本の魚料理は素晴らしい、と常に感じます。
今日食べたような魚料理は宴会などでよく出されるのですが、常に辛子がいっぱいで
どの魚を食べても大して違いが無いように思えて仕方がないのですね。
コメント
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