外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

追加の授業

2012年09月14日 | 日記
9月14日(金) 晴れ

秋晴れという言葉がそのまま当てはまる綺麗な青空の朝でした。
朝の気温が10度少々まで下がり、昨日までは半袖で頑張っていたのですが、今日はもう
上着を羽織りましたね。

昨夜方先生から授業追加の連絡がありました。
夜に連絡が来ることは滅多に無いので何事かと思いましたら、水曜日に「話し言葉」の授業を
1コマ追加したいと。時間は午後の遅い時間です。
何ともまた授業数の調整に使われてしまったような感覚です。
もちろん上からの通知に逆らうこともできませんから了承はしました。

電話を切ってから時間割表を眺めて、さて、どこにスライドさせるか(笑)。
昨年の1学期も同様の行為を行ったのですが、月と金に午後の授業があるので、その後に
スライドを考えました。
学生にその話をしたら月曜日がいい、と。金曜日は少しでも早く終わりたいようですね。

真面目に取り組めば延びしろが期待できる2年生までとは違い、就職活動が始まる3年生。
せっかくなら今まで時間の関係で紹介できなかった映画を紹介しようかと考えているところ。
普段の授業中だとドラマまでですが、3時間もあれば2時間を超える映画も可能ですからね。
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新顔の研修生

2012年09月14日 | 日記
9月13日(木) 晴れ

先学期は毎週水曜日だった研修派遣の会社の授業、今学期も水曜日になりそうなのですが
今回だけ日本の企業の方が面接にいらっしゃるとのことで木曜日の授業となりました。
久々にネクタイをつけての授業です。
今や学校でもスーツを着ることなんてあまりないので、この研修派遣の会社の為にスーツを
用意しているようなものですね。

前回のこの会社での授業が7月26日、当時受講していた研修生たちは8月末に渡航する
ことは分かっていたので、この9月から新しい研修生になるわけですが、どんな面々が
いるのかと楽しみにしておりましたら、男だらけでした。紅一点さえもなし。。
少々面食らいました。
ただ、その分、男にしかできない話題を振りまいて笑いを誘うことはできましたけどね。

今日の面接に望む人材も全て男。授業中に面接の一環として体力測定の腕立て伏せをする
シーンを見ることが出来たのですが、現在受講中の若手の中には連続で100回したのも
いるのだそうです。私は20代でどれくらいできたか覚えていませんが、連続100回は
大したものですね。その彼はスクワットも研修生仲間を背負ったままで20回やったのだとか。
完全にガテン系ですね。

例のごとく食事も一緒に取ったのですが、男性ばかりですから食いっぷりも素晴らしい。
がっつく、とでも表現しましょうか。
草野球をやっていたころの焼肉バイキングを思い出しました。

このビルの食堂にはテレビが設置されておりまして、普段はあまり見ることがないのですが
今日は尖閣問題のニュースが中心で、少々気まずく見ておりました。
研修生たちもその件には触れないような雰囲気を作ってくれたのですが、食べ終わる頃に
一人の研修生が「これで日中両国が戦争を起こさないか?」と尋ねてきたので
『それは無いと思うよ』と答えておきました。
そして別の研修生が「釣魚島(魚釣島)はどちらの領土だと思うか」と尋ねてきました。
やはり来たか(笑)これについては予め答えを用意しておきました(笑)。
『日本人は日本の領土だと思っているし、中国人は中国の領土だと思ってるね』と。
それで納得するほうもするほうですが・・。

本心としては『日本人は日本の領土だと認識している、中国人は政府の言葉に踊らされている』
と言いたいところなのですが、周りは全て中国人、多勢に無勢ですからね。

今年だったか来年だったか共産党の中で大きな人事の動きがあるようで、日本は日本で政権が
交代するかどうかの真っ最中、お互いに政権の為に意地の張り合いをしているようにも
見えます。昨年までは『国慶節を過ぎれば』と呑気に構えておりましたが、今回は長期化する
かもしれませんね。
現政権になってこと外交については目に余ることもありましたから、政権が変わったあとで
いつの間にか落ち着いてしまうというオチになるとも予測しております。

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