10月26日(土) 晴れ一時通り雨
昨夜帰宅しました。
対面した父の遺体は8月の出発前に病室でみた顔そのもので、随分と
痩せており、以前の面影はほぼありませんでした。
人違いだったと言われれば納得してしまうような。
今日は納棺師と言うのでしょうか、本木雅弘さん主演の「おくりびと」で
確かそのような名前で紹介されていた方々の衣装替えと化粧を目の前で
見せていただきました。
あの映画でその技術に感動したものですが、実際の現場を見るとまたさらに
その手さばきに感銘を受けました。
「こんなに綺麗にしてもらって良かったね」
もう二度と口を開くことはない父ですが、その魂はまだ近くにいるはず。
その父への花向けの言葉になるかと。
私はまだ小学校低学年の頃に同級生と共に不思議な体験をしたことがあり
目には見えない存在はあるものと思っています。
生前、高齢になってからは何かと私に叱られた父ですが
これからは見守り励ましてくれる側になってくれるものと信じています。