『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

亀戸梅屋敷

2008年02月21日 | Weblog
     
歌川広重の亀戸梅屋敷        ゴッホが模写(花咲く梅ノ木)

江東区報に依りますと江戸の頃、現在の江東区亀戸3-50付近に
『亀戸梅屋敷』という梅林があり水戸光圀が「臥龍梅」と命名した
地を這うように咲いていた梅もあり、後に八代将軍徳川吉宗も訪れた
という、明治43年に廃園となり現在では説明板や石柱だけが往年を
偲ばせる。

  
梅屋舗跡の説明板              臥龍梅跡石柱

歌川広重が名所江戸百景の中で描いた『亀戸梅屋舗』は傑作と言われて
おり、浮世絵に関心持っていたゴッホがこの作品に衝撃をうけ忠実に
模写したという、その作品は現在オランダの博物館に所蔵されている。


梅の花も盛りを迎えるが沢山の種類があるようです。
今年写した梅の花の写真の一部分を切り取って並べて見るとそれぞれに
何か人の容姿・表情に似ているように見えて来ました。


八重冬至         道知辺          白雁 

        
蘇芳梅            白加賀           蓮久

優しい笑顔?ちょっと寂しそうな顔?品良くお澄まし顔?号泣顔?・・・

花の表情って見る人その時の感情によるよるものでしょうか?
いつも明るく朗らかで優しく闊達な花を見たいですね。