『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

柿右衛門と鍋島

2008年04月27日 | 

5/24.亀戸天満宮にて

出かけた折にも陶磁器売り場を見て廻り、好みの器をながめて
形や座り、手に取った馴染みや模様等を確かめるのが楽しみだ、
陶磁器への造詣は皆無だが好みの器への憧れはある。


5/24.亀戸天満宮にて

陶磁器音痴でも『柿右衛門』や『鍋島藩磁器』の言葉は知っている
江戸中期に確立された白地に色絵を施した磁器の技法は肥前有田の
名を世界に知らせた驚異な出来事だったのだろう。


4/23.牡丹町ぼたん園にて

【柿右衛門と鍋島 -肥前磁器の精華-】と銘打って《出光美術館》にて
展示開催されているので鑑賞してきた。(6/1まで)

触れる事の出来ない重要文化財、400年近い悠久の時を感じさせない
格調ある形や文様の磁器。柿右衛門はヨーロッパに、鍋島は徳川家や
各大名に献上されたと言う。


4/23.牡丹町ぼたん園にて

陶芸家『柿右衛門』の名も代々子孫が継承しているという、
400年近い間、何かと紆余曲折もあった事だろうが、現在は
14代目『酒井田柿右衛門』さんが継承している。

小生如き凡人は、柿右衛門さんの絵付けした伊万里焼の大皿に
フグかヒラメの薄造りを肴で薩摩の芋焼酎なんぞ一献
夢のまた夢ですな~