『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

明治神宮

2010年06月04日 | 昆虫
 

爽やかな初夏の風に誘われたか、、、明治神宮御苑の菖蒲田に出かけて見ました。
お目当ての菖蒲が今年は遅れ気味のようで、ちらほら咲き始め程度だったが、その奥の「清正井」辺りの
雰囲気がちょっと変だった。深閑とした雑木林の中の小道を辿ったところにある加藤清正が掘った井戸の
「清正井」だが、平日の10時頃というのに50人ほどの行列が出来ていた。

整理に当たっていたガードマンの方に尋ねると「昨年秋頃より人が押しかけ休日など3時間待ちも珍しくない」
とか、テレビや新聞でも取り上げられ「パワースポット」の新名所になっているらしい。

井戸の画像をケイタイの待ち受け画面やPCのデスクトップ画面にすると『念願成就』するとか 



江戸時代初期1600年頃の「加藤清正」、熊本藩初代藩主だが朝鮮での“清正の寅退治”では有名であるが
治山治水の技術でも優れており「土木の神様」と称せられ熊本城の築城も清正に依るものだという。

その清正の下屋敷がここにあったのだろうか?滾滾と四百数十年経ったこの都会の真ん中で湧き出る「清正井」

スピリチュアルなこと等はあまり信じてはいない当方だが4百年もの間、毎分60Lの清水を湧き続けている。

手を浸し、額を濡らして祈って来たが悪業多き小生には如何な“霊験あらたか”が授けられるか???



帰りの神宮御苑内には行く時は気が付かなかったチリアヤメの花が可憐にあちこちに咲いていた。



そんな時、菖蒲田の脇に咲いていたツツジか?サツキか?にアゲハチョウが舞って来た。
なかなか停まってくれない、一・二度停まりかけたが嘲笑う如く飛んで行ってしまった。

シャッターを押し続けた、、、手ぶれ・ピンボケの写真だったが貼らせていただいた。



舞って来た時も光線の加減なのか青く輝いて見えたがクロアゲハだろうと思っていた、静止画をみると
蝶を追いかけている蝶好きが憧れる【カラスアゲハ】ではないだろうか

もし!カラスアゲハだとしたら?いとも偶然に遭遇できたのは?容易に撮らせて呉れないのは試練か?

やっぱりあの「清正井」からは運気が湧き出していたのだろうか