《ひな菊》昨夜の冷たい雨が雪に変わり東京の下町では今朝、申し訳程度の積雪があった。雪は普段の
細かい部分は隠され何時もとは違った風景が清々しい。
滅多に無い雪の朝、数年前頃だったら早速カメラを持って出掛たであろうが近頃はすっかり
ズクナシ（信州の方言で活動的・積極的でない人の事）になってしまった様である。
近くの猿江恩賜公園をぶらつき、雪の解けかかった浜離宮恩賜庭園に行くのが関の山だった。
老化をしばしば痛感させられる事の増えた此の頃、数週間前の日経新聞健康欄に「65歳
以上の高齢者は健康に見えても未病の状態にある」と。
《未病》とは日本語には無く中医の言葉で「体や心が著しく病気に近い状態」だとある。
頑丈で達者な老人を出来る限り・・・と思っているが「70過ぎの俺は半病人か？」
書店にもいろいろなお医者さんの健康書が並び、こうすれば誰でも病気は治り丈夫で長生き
出来るような題や帯巻で売られているが、人の身体はそんな単純なもではないと思う。
医学の進歩は素晴らしいが「人の身体の事は未知な部分の方が圧倒的に多い神秘的なもの」
だと、あるお医者さんの記事を拝見した事がある。
《在庫より》せっかくの積雪だったのに《ズクナシ爺》ろくな写真が撮れず面目無い
一昨年1月23日雪の朝、上野東照宮の《寒牡丹》を、埃を払って貼らせて頂きました。
寒牡丹 紅うすくして 菰の中 石川 武
ズクナシなんてとんでもない。
ブログを見るたびにズクあるなあと驚嘆してます。
方言、他にどんなのありましたっけ？
らっちょもない・わにる・寒じる・・・
案外思いつかないです。