『花鳥風月』雑記

素朴に質素に優しくいきたいね

立夏

2010年05月09日 | 


3週間ほど前には真冬並みの気候だったのに先日の5月5日は今年の立夏だったんですね。
今年は立秋の8月7日の前日8/6まで、1年を24節気に分ける暦に依ると夏という事になります。

気象の方では6月~8月が夏ですから24節気は先取りしている訳ですが、これから来る気候・時節に
しっかり準備や備えは出来ているか?と諭してくれた先人の知恵だったんじゃないかな

先人は秋に鳴く虫の声にも
「カタサセ、スソサセ」と防寒衣類の繕いを促し確認する如く虫達が鳴いていると聞いたらしい。



昨日は上高地辺りのトレッキング予定でしたが4・5日前の気象予報ではでしたので
勇気ある中止をしましたら、朝からひとり気儘に寂しく木場公園辺りをソロトレッキング

「ミヤコワスレ」意味深な名ですが、静かな佇まいの庭の隅にひっそり控え目に咲いている、、、

昔「あずま菊」と呼んでいた花でしょうかね?花も名前で雰囲気変わるものですね。



木場公園の花壇のあります隅のほうに居ましたら「あげは蝶」が舞って来ました。

被写体としての蝶には興味ありますがNice Shotはなかなかありません、この蝶も留まって居ません
吸蜜も一瞬でした。昆虫・蝶・鳥・・などに挑戦するにはまずその生態を知る事だと云われます。

行き当たりばったり、では傑作には程遠いですね。



「キイアゲハ」は季語では夏です、するとこのキイアゲハは幼虫から変わったばかりかも知れない。

陽気に誘われ大空に飛び立ち、跳ねながらはしゃいでいる様で、あっちの花にも触ってみたい、
こっちの若葉にも留まってみたい、、、初々しい舞でした。

  カレンダー めくれば夏の 海の音         関口美子




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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
都忘れ (トンボ)
2010-05-10 20:40:20
アズマギクとは違います、アズマ菊は寒い地方の山野に自生しているものがおおいです。昔追放され佐渡に流された貴族がこの花を眺めていると都のことが忘れられるからこの名前です。
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