昭和34年頃だったか、私より1年ほど早く上京していた同級生の友と当時完成して
間もない東京タワーに行った。エレベーターを待つ長い行列を尻目に150m上空の
展望台まで階段で登ったが、大汗かいて苦闘している人達を追い越し難なく着いた
展望台から辺りを眺めた時の胸躍った感動ははっきり記憶にある。
当時333mの東京タワーはパリのエッフェル塔よりも高い世界一だった、半世紀余り
関東圏の電波塔として東京のシンボルとして観光名所として存在感を保ってきた。
(昨年暮のlight upされた東京タワーも貼ってみました)
その東京タワーより高い610mの「東京スカイツリー」が2011年12月の完成を目指して
工事が進んでいる。
墨田区、東武業平橋駅と京成押上駅の間に位置するが休日等は見物する人出も
始まっているようだ。
鉄塔というから3本脚で立つのかと思っていたが基部は三角形のビルのようだ。
高度な建築技術を駆使して建つのだろうが「制震」という工夫により地震や
強風の揺れを鉄塔内で吸収する仕組みになっているらしい。
2年後の完成時にはこの辺の街や人の流れは一変することだろう。
建設の途中写真またみせて下さい。