後楽園=東京ドーム野球場のようですが、元は隣のこの小石川後楽園なんです。
江戸時代初期、水戸徳川家の二代藩主光圀が完成させた庭園で、「後楽園」の名は中国北宋時代の
政治家の語『天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ』から名ずけられたとあった。
(美味しいことは先立って戴き、儲かる話にも先んじて貯めこむ、、、のは今の政治家さんかな )
小石川後楽園は国の特別史跡・特別名勝の二重指定を受けているとかの名園なんですね。
池を中心にした回遊式築山泉水庭と云うらしいです。紅葉を愛でるには池を遠巻きに樹木の中を歩き
陽を透かして見たほうが鮮やかに見えると思いますね。
自然の花木が四季織り成す美しさを見ていると、加齢と共に年々その荘厳さが増して来るように思います。
歳をとると、今迄見えなかったものが見えて来る、、、とも言われますよね
老境の宗教家が春の桜を眺め「今年の桜は例年と違って魂を奪われる様に華やかで清らかだ、来年は
この花を見られないかも知れぬ」と言い、これが『末期の眼』だ ・・・・
という記事を読んだ事をこの紅葉を見ていて思い出しました。
小生如き凡夫は、以前はただ煩悩に執着し落ち着きなくせかせか空回りしていましたが老化と共に
多少の時間の余裕と欲望への諦めから、、、 そんな風に見えるのでしょうかね~。
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