最近、さほど酒を飲んだ訳ではないが翌日に残りすっきりしなくなった。
加齢と共に全ての臓器が衰えて来たのだろう、酒は毒素ですものね
半世紀に亘り付き合って来た酒だが、強い事を自慢した愚かな時もあった。
元来、酒は飲める質ではなかったようだが???幼き若輩の頃
歌謡曲では枚挙に遑はないが、酒を詠んだ詩歌を見ていたら酒に酔うと
その俳人や詩人の境地に近ずけるのではないか、、という錯覚があった。
*それほどにうまきかと人のとひたらばなんと答えむこの酒の味
*白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり
*酒飲めば心なごみてなみだのみかなしく頬を流るるは何ぞ
*人の世にたのしみ多く然れども酒なくにしてなにのたのしみ
(若山牧水)
*いつも来るこの酒しのかなしさよ夕日赤赤と酒に射し入る
*白き蓮沼に咲くごとくかなしみが酔ひのあひだにはっきりと浮く
(石川啄木)
*目を閉じてジョッキに顔を埋める君我を見ず君何の渇きぞ
*にわか雨避けて屋台のコップ酒人生きてることの楽しさ
(俵万智)
*川舟や よい茶よい酒 よい月夜
*朝顔は 酒盛りしらぬ さかりかな (松尾芭蕉)
*酒冷やす ちょろちょろ川の 槿哉 (小林一茶)
酒なくて何でこの世が~
楽しく、節度を持って、文人のように格好よく・・・
つき合わせていただきますよ、少々ネ~
今朝はちょっと頭は重かったのですが、雨も上がる予報でしたので
京王線「高幡不動尊」へ出かけました。交通至便・拝観料不要・・・
広大な境内は人出も多かったですが紫陽花は盛りでした。
男の人のお酒は誰も最初は美味しくて飲むのではないらしいです、生意気に、憂さ晴らしに、飲むらしいですよ。主人もこのblog見てうなずいていました。「この人文学好きだったんだ」と
mai