“そうだ!キャンプへ行こう”第1弾のシングルキャンプを楽しんできましたよ~。
(因みに“そうだ!キャンプへ行こう”は『そうだ 京都、行こう』のパクリです・・・。)
愛犬の“ぬく”をお供に、先日下見をしておいたキャンプ地へ着いたのは昨日(20日)の午後4時前でした。
天気予報では良い天気の筈が、東の空にはどんよりとした厚い雲が立ちこめています。
まぁ・・降って来ても多少の雨なら大丈夫! 何故ならここには東屋(コンクリート製)と、トタンで出来た屋根下場所があるからです、この場所を選んだ理由の一つですが・・・
着いてすぐ、折りたたみのイスを取り出すと腰を下ろし、キャンプの用意など何もしないまま、缶ビール(発泡酒)のフタを開けます。
いやぁ~!!最高!!
遥かに飯田の町並みや伊那谷を眺めながら昼間のイッパイは格別です。
その後、ちょいと酔いが回り何もする気がなくなり、暫しぼや~っとイスにもたれていましたが、いつまでもそんな事をしてもおられず、キャンプの開始です。
夜の焚き火用の薪は、幸いにも近くに沢山の枯れた伐採枝があり、簡単に薪が集まりました。
そして、晩飯の用意、と言ってもストーブでマカロニを一袋茹でただけですが・・・
茹でたマカロニの三分の一程は、刻んだキュウリとソーセージ、それに缶詰コーンとシーチキンをマヨネーズで和えてマカロニサラダに!
後のマカロニは、ミックスベジタブルとソーセージそしてレトルトのミートソースで混ぜました、ラザニア作りの途中!!ってとこ??? これにホワイトソースをかけて焼き上げればラザニアやぁ
どちらも酒の肴にもなります!
そうそう!“ぬく”にもおすそわけと思い、食パンを刻み犬用の鳥頭煮とマカロニをあげたら、あっ!という間に平らげ、お代わりの催促・・・
おかげでテントでの晩酌用にとって置いたマカロニは無くなりました・・・
さてさて、缶ビールを飲みながら、晩飯を楽しんでいる頃にはこんな夕焼けが・・・
“ぼや~”っと夕陽を眺めていたら、そこへ1台の乗用車がやって来ました、若いアベック(アベック←死語じゃぁ~!)でした。
きっと彼の方は綺麗な夕焼けでも眺めながら“チュ~”のひとつでもしようと思っていたのでしょう。
しかしそこには、変なおっさんシングルキャンパーが・・・しかも酔っぱらい・・・更に連れのわんこが鳴きまくり、でアベックはちょこっと夕焼けを眺めただけでスゴスゴと引き返していきました・・・(ざまを見ろへへへ)
陽が沈んだので、夕食後テントを張りました。
雨が降るようなら車内泊にしようかと思っていましたが、先ほどの東の空の雨雲もすっかり無くなっていましたし。
夜の闇が辺りを包み始めた頃、焚き火に火を入れます、ドラム缶を半分に切った物が有ったので利用させていただきました、周りが山で多少風が吹いてもこれなら安心です。
遥か飯田の夜景も綺麗ですし、焚き火を眺めながら、酒をちびりちびり。
車のラジオからは中日vs阪神戦、どこかで上がる夏祭りの打ち上げ花火の音も聞こえてきます・・・。
ん・ん・ん・・・・贅沢な時間です!
仰げば星空も眺められます。
と!その時、変なおっさんが一人車でやって来たのです。
車から降りると、何も言わずに、吠える“ぬく”を気にすることもなく、傍らを通って東屋の向こう側に行くと、暗くてよくは分からなかったのですが、三脚に付けたフィールドスコープの様な物でどこかを見ている様です。
星を見るには雲も多いし、まして今日は満月、更に人工光も多い、星を見るはずはない!
どこかを覗いているの?、しかしそんな所など見当たらないし、覗くならもっと良い場所があるはず!
野生動物の観察?しかしナイトスコープではなさそう!
暫しゴソゴソしていたが1時間程で帰って行った。
??????
ホントに変なおっさんだった(人の事は言えない・・・俺も変なおっさんかも!!!)
夜も更け、やがて薪も無くなり、燃やしていた火も堕ちる頃には、空には大きなお月様が・・・
そしてテントで二次会の開始です・・・と思ったのですが幾らも飲まない内に、眠ってしまいました。
ここは、標高が940m、集落からもそれほど離れた場所ではないのですが、朝は結構涼しいのにおどろきました。
夜中に目が覚め、封筒形の寝袋を開いて、しっかり被って寝てました。
朝食はご飯を炊いて、インスタントのみそ汁と漬け物です。
初めてストーブでご飯を炊きましたが、ちょっと芯が残ってました、もっと蒸らしておけばよかった!サトウのご飯の方が旨い!
その後“ぬく”を連れて林道を散歩、のんびりした朝を過ごして来ました。
今まで幾度かシングルキャンプをしたことが有ります、しかしそれはツーリング先であったり写真撮影先の事で、メインはツーリングや撮影なのであり、キャンプはあくまでもその為の付属的な事でした。
しかし今回は近場でしたが、メインはキャンプ!
車で行く事で、必要以上の道具も積めましたし、そのたおかげで、シングルキャンプでは今までした事が無い焚き火もしました。
時間的な余裕もあり“贅沢やなぁ~”と思える時間も過ごす事が出来ました。
バイクでのツーリングでは、最低限の道具しか積みませんし、朝などは、先を急いでのんびりなどしていられませんものね!(まぁそれはそれで楽しいのですが・・・)
“そうだ!キャンプへ行こう”第2弾も楽しみだぁ~!