自分にとって、お盆休みにここは外せないでしょう!
というわけで、カメラを持って早朝から出かけた先は芝平でした。
朝日が上がってから、少しずつ写真を撮りながら移動、そして廃校となった分校へ 来たのですが・・・
その校舎の横で、ひとりのおじさんが文庫本を読んでいました、そのおじさんにかまわず写真を取っていると、そのおじさんが明らかに不機嫌な口調で声をかけてきたのです。
『ここも、この辺り一帯も、私有地なんだがね~』
要するに、“私の所だから出て行きなさい!” というわけです。
その口調の冷たさに
『あ!そうなんですか、すみません』
としか言えず、スゴスゴとカメラを片付け分校を後にしました。
少し凹んでしまった気を取り直し、芝平峠方面へ移動しながら更に写真を撮ってきました。
ここは山室川という清流沿いの地区で、渓流釣りに来る人も多いようです。
それにしても、荒れるままになってしまっている廃校が個人の所有になっているとは思いませんでした。
もちろんその旨の注意書き等が有ったわけでもありませんから!
確かに所有者にしてみれば、ズカズカと入り込んで来て、写真を撮っている者に対して、不愉快になるのは当然だろうとは思うのですが・・・。
ここに住む方達は、普通の村部に暮らす方達とは考え方が明らかに違う・・・いろいろ考えさせられた出来事でした。