前回紹介したKATOの521系3次車ですが、TOMIXの521系も持ってるので比較していきたいと思います。
ということで並べてみました。
(左 TOMIX 右 KATO 以下この並び)
遠目で見ると意外にもそこまでシルエットが違うという感じではありません。
両社の521系を寄せて見てみました。
前面と屋根の面取りされてる部分の面積が両社で若干異なってますがそこまで気になる範囲ではありません。
KATOのクモハ521は前面カプラーを交換しましたがやはり胴受けが無いのが気になります…
更に見ていきます。
側面を並べてみました(手前 KATO 奥 TOMIX)
前面のシルバーは同じ感じですが、側面のステンレスはTOMIXはマットな感じ、KATOはメタリック感が強めの感じとなっています。
台車の形状は両社で微妙に異なっています(正確にはTOMIXの方が合ってるみたいです)
両社のパンタグラフ周りの交流機器ですが、両社とも色差しを行いましたがそれでもKATOの方が情報量が多く精密間があります。
配線があるだけでもやはり精密間がグッと上がります。
今度はクハ520を並べてみました。
KATOの方はダミーカプラーなので連結器や胴受の形状は実物通りとなってます。
こう見るとKATOの方が天面が若干高い感じがします。
スカートの編成番号もKATOでは印刷済みとなっています。
TOMIXも521系1000番台では編成番号のインレタが付属してるのでリニューアル発売されたときには付属してほしいです。
そして前面の帯ですが、やはりKATOの方は白帯が太く、中心寄りとなっています。
幌はKATOの方が手すりのモールドがありますが、その代わり上部にウェルドラインがあるのが少し気になります。
転落防止幌はKATOはシルバーパーツでゴムが着色、TOMIXはその逆となってるのでそのままだとKATOの方がリアリティがあります。
次にライト類を点灯させてみました。
なお、電源は9V電池となっています。
前照灯及びフォグランプは同じぐらいの明るさですが、幕は9Vでもかなりの明るさの違いがあります。
KATOのは9Vでもこれ点灯してるの?と思うぐらいに暗いです…(特に行先幕)
KATOの乗務員室窓のシースルーだとどうしてもこうなってしまいます…(ちなみにTOMIXのシースルー構造では乗務員室窓にプリズムが貫通してるおかげで結構明るいですが、それだと室内灯を入れないと乗務員室窓がぼんやり光って少し不気味になりますw)
尾灯はKATOの方が明るいです。
TOMIXの幕は前照灯、尾灯共に明るさは同じぐらいですが、KATOの方は尾灯点灯の方が若干明るい感じがします(それでも行先幕は暗いです)
TOMIXの方の尾灯は斜めから見るとライトレンズの屈折でライトが見えなくなるという現象が起きますが、KATOの方はそのようなことは起きずにしっかりと見えます。
室内灯の光源は両方ともグランライトプレミアム(白色)を使いましたが、床板の成型色が異なるので同じ室内灯でも車内の色味が異なるように見えます。
車内の色味を統一するならKATOの方の床を塗る必要がありますね。
妻面はKATOの方は貫通扉にもガラスが入っています。
TOMIXは妻面窓のみガラスが入ってますが逆にその方がパーツが細かくなるんじゃないのでしょうか?
【まとめ】
両社で521系3次車を見ていきましたが、後発のKATOの方が優位かと思いましたが以外にもTOMIXも遜色ない出来となっていました。
交流機器の精密さと転落防止幌の色分けはさすがKATOだなと感じました。
ただ窓上の幕の輝度が下がるのもある意味いつものKATOだな…とも感じました
あとは白帯が少し細かったらもっと見栄えが良くなりそうですね。
これでTOMIXから出たあいの風521系1000番台やIR521系3次車もKATOからも出るのでしょうか?
【おまけ】
前から持ってる521系2次車と連結してみました。
連結状態でもやはり電連がある方が連結器周辺がリアルになります。
なお転落防止幌を交換してないのでこの状態ではエンドレスレイアウトを走行できません。
なお、これで521系シリーズが5編成となりました()
そのうちJR521系3次車だけでも3編成所有してるので…ヤバいですねw
JR521系はこれで増備しない予定ですが、あいの風521系2次車が見つかったら増備しそうで怖いです…
そうなったらまた12両用ケースを導入しないとですね…
では