S56製作所

鉄コレ京阪13000系ライト点灯化改造〜準備編〜

11月に導入した京阪13000系ですが、鉄コレなので当然ですがライトは点灯しません…
そんな中ライトを点灯できるキットがあったので…


こちらを導入しました。
ということでイズムワークスの「京阪13000系対応ライトユニット(2セット入り)」になります。
ただそれだけだと集電ができないので集電システムも導入しました。
前回も言いましたが7両のうち4両は既に集電化が完了してるので今回は3両分集電化を行います。
ちなみに初めての鉄コレライト点灯化になります。
一応前回の作業はこちら↓
鉄コレ京阪13000系走行化改造 - S56製作所 新工場 (goo.ne.jp)


集電システムの中身はこんな感じです。
導電性アルミテープ、集電板、集電スプリングが入ってます。
今回は集電化改造がメインなのでライト基盤はまだ載せません(次回載せます)


ということで作業を始めます。


まずは再び車体をバラします。
前の記事を見ましたがガラスを外す以外は作業内容がほぼ同じでしたw


台枠に貼り付ける用のアルミテープを切り出します。
取説にある型紙をアルミテープにあてがい、それを元に直線部分はデザインナイフ、曲面は穴開けパンチでカットします。
なお、アルミテープをカッターで切り出すと1回で切れ味が悪くなるので、ステッカー切り出し用とは別のカッターを使うのがいいと思います。


切り出したアルミテープを台枠に貼り付けます。
テープの円形の部分をセンターピンに合わせて貼り付けます。
イズムワークスの集電化キットは台枠側には一切穴を開けずに集電化ができるのが特徴となります。
正直集電板が台枠の内側にあるとウェイトとの絶縁対策で悩むので、この方がその心配をしなくて済むので助かります。


次に台車の集電化を行います。
まずは台車の横梁にΦ2.5のドリルで穴を開けます。
一応取説ではポンチ→Φ1.0→Φ2.5の順番で穴を開けると書いてありましたが、正直なところポンチ→Φ2.5の方が楽に開けられたので最初の1回目以外はほぼ全てこのやり方でやりました。
ポンチをしっかりやれば下穴無しでぶっつけ本番でも意外とうまくいきます。


穴開けが完了したら集電板、車輪、集電スプリングを取り付けます。
イズムワークスの台車集電は集電板が車輪と台車枠の間にありますが、構造上は車軸集電となっています。
車軸集電は走行抵抗がピポット集電より大きいので勾配で影響が出ないか心配ですが、3両だけなのでとりあえずは様子見…?


そして先程台枠に貼ったアルミテープ間を結ぶようにその上からアルミテープを貼り付けてから台車を取り付けます。
取説では前後間のアルミテープは車体側に貼り付けるみたいですが、完成品では台枠側に集電板があるのでそれに準ずるようにしました。


一応通電テストを行います。
左右のレールは接続されておらずフィーダーは右側のレールのみですが、フィーダーを挿してない方のレールに止めてるキハ52にも13000系の台枠を通じて通電ができています。
なので前後の台車でしっかり集電ができていることになります。


これを台枠を交換していない車両3両分行います。
意外とアルミテープに余裕があるので予備のアルミテープを使わなくても済みました。
集電化改造はこれで完了になります。


鉄コレは結構車体が透けると言われているので試しに室内灯を下から照らしててみましたが、案の定部屋を暗くすると車体が透けました…
てっきり緑成型なので大丈夫だと思いましたが…


ということで内側をアクリジョンの「つや消しブラック」を筆塗りしました。
一応遮光専用の塗料はあるのですが、ラッカー塗料かつエアブラシ推奨なのでこの時期だと寒い&効率が悪いと考え、いつも使ってる黒を使いました。
普通の黒なので遮光はどうなのかと思いましたが…


塗った後に同じように室内灯を下から照らしてみましたが意外にもしっかり遮光ができました。
これだと車内が真っ黒になるのでは?と思いますが、この車両もいつもの化粧板塗装をするので恐らく問題ないと思います。


折角なので座席を少し改造しました。
改造個所は車いすスペースの作成、車端側の座席の延長、それに伴う袖仕切りの取付になります。
増設したパーツの色が異なりますがどのみちサフを吹くので問題ないです。
これで次はライト基盤の取付に入りますが、取説を見た感じだと化粧板塗装の方が先っぽいので一回それを挟んでから取付に入りたいと思います。

次回に続く

コメント一覧

明鏡止水
日経クロステックの記事に今年のノーベル賞は「「AIの父」ヒントン氏にノーベル賞、深層学習(ディープラーニング)の基礎を築いた業績をまとめ読み」と題して紹介されていましたが、物理学賞、化学賞ともにAIがらみあったんですね。しかしながらブラックボックス問題の解明には至っていないようです。
グローバル鉄の道リスペクト
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
鉄の道自動車業界関係者
世界自動車戦争といわれて久しいが、やはり世界を引っ張るハイブリッド日本車の技術力の前に、EVシフトは不調をきたしていますね。特にエンジンのトライボロジー技術はほかの力学系マシンへの応用展開が期待されるところですね。いくらデジタルテクノロジーを駆使しても、つばぜり合いは力学系マシン分野がCO2排出削減技術にかかってくるのだとおもわれます。
正道を歩む
SLD-MAGICはサステナビリティの観点でもグローバルで高く評価されている高級特殊鋼ですね。
マルテンサイトプロの魂サムライ
ルパン三世のマモーの正体。それはプロテリアル安来工場で開発されたSLD-MAGICという高性能特殊鋼と関係している。ゴエモンが最近新斬鉄剣と称してハイテン製のボディーの自動車をフルスピードで切り刻んで、またつまらぬものを斬ってしまったと定番のセリフ言いまくっているようだ。話をもとにもどそう、ものづくりの人工知能の解析などを通じて得た摩耗の正体は、炭素結晶の競合モデル/CCSCモデルとして各学協会で講演されているようだ。
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