7月の「百磴」月例吟行会は第2木曜12日に
予定通り行われました。
神奈川県秦野氏にある秦野戸川公園。
三回目です。今回はカメラを忘れました。
2009年4月9日に訪れたときの秦野戸川公園。
とても立派な「風の吊り橋」が架かっています。
その時は水無川に架かる「風の吊り橋」の立派なのに
驚き、結構吊り橋を詠んでしまい
本来の「吊り橋」とは違うので
そこに「吊り橋」の名前があったからと言って
俳句に詠み込んではいけないということを
きつくご指導いただいたことを忘れません。
4月でしたので翁草が咲いていました。
つば広の帽子のかがむ翁草 昌子
懐かしい思い出ですが
今回は葉が少し残っているのみでした。
二回目に行ったのは2010年6月10日
皆さんが行かない細い道に歩を進め
主宰に教えていただいて見たこともない美しい川蜻蛉を
見ることができたんでした。
あえかなるというか幽かなるというか
その蜻蛉を見ているとこの世の外にいるような思いでした。
その時もカメラを忘れたことを覚えています。
大岩の光りとなりて滴れり 昌子
この磐の滴りをもう一度見たくて
一人で行ってみようとしましたが
キャンプ場へ行くのが精一杯でした。
雨と風とが降ったり止んだりで足元は
ぐちゃぐちゃ、人は一人もおりません。
熊が出てきたらどうしようと恐くなって
新しく架けられた板橋を渡って反対側に出ました。
キャンプ場の管理事務所があってほっとしました。
杉の脚ばかりが見える道を歩いて戻りましたが
風の吊り橋が見えたときはほんとにほっとしました。
汗びっしょり、足元びっしょり。
俳句と言えばなかなか。頭も汗と雨でふやけていましたので…。
でも楽しい思い出ができました。
同じ所に何回きてもいいものです。
幹事さんありがとうございました。
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