年に一度の一泊吟行会です。
月例吟行会とは違って大人数です。
吟行地は箱根湯元ですが
当日も会がスムーズにいくために係りの方は大変ですが
一年も前から準備してこられた係りの方のご苦労を思いますと
感謝の言葉もありません。
俳句のことばかり考えていた緊張の二日間ですが
百磴会員のみなさんとご一緒できることはとても楽しいものです。
また館林支部の方と館林駅からご一緒できてありがたいことでした。
少々費用は嵩みますが新幹線で小田原に出て
まず小田原城址へ行きました。
産業祭ということで小田原駅頭から城址まで
えっさホイ祭りに参加する踊りのグループがあちこちに
集まって練習をしていて非常に賑わっていました。
それぞれのグループが趣向を凝らしたコスチュームで
見ていて楽しいこと。
天守閣をバックにした踊りの会場の一つ
城址公園は所狭しとテントがはられお店が出ていました。
福島からの出店もありお味噌汁をご馳走になってしまいました。
喉が渇いていたのでとてもおいしくいただきました。 ごちそうさまでした。
400年の歴史を見てきた松。傾き支えられて痛々しい。
ここの前のベンチにしばらく腰をおろしていました。
帰りは城址入り口から初めて人力車に乗り小田原駅に戻りました。
大人二人が乗ってさぞ重たかったと思い
申し訳ない気持ちになりました。が、
秋風をきって車の間を走った気持ち良さは忘れません。
ありがとうございました。
小田原駅から箱根湯元駅までさして時間はかからないで
着き、会場のホテル南風荘までタクシーでゆき受付。
荷物を置いてまずは近くのおそば屋さんで昼食。
箱根観音に急な石段を登り参拝して
ホテルの裏手の方にある旧街道の石畳をゆっくりと歩いたのですが
古人を偲び、その偉大さを思わずにはおれませんでした。
残っている石畳は余り長くなく箱根旧街道のバス通りに出て
歩いて早雲寺へ。あちらこちらで会員の方と会って
再会を喜びあいました。帰りも歩いてホテルに戻りましたが
道に迷ってホテルの裏口から入ってしまって
大きなホテルなので、玄関をさがしてうろうろして
従業員の方を驚かしてしまったこと
これも恥ずかしい思い出…。
一人でなくて良かったでーーす。
かなり歩きましたが足腰どこも痛くなくありがたいことでした。
句会終了後はゆっくりと温泉につかり
翌朝の句会に向けて、朝の散歩は6時過ぎに出て作句予定のため
早々と休みました。
翌朝はホテル前の須雲川の瀬音を聞きながら近くの玉簾(たまだれ)の瀧を見に
行きましたがホテル天成園の奥にあって
まだ門が閉まっていて外から見たのみ。
川を見ているだけで作句をしなくてはならず…。
正午過ぎに解散になったので帰りにまた寄って見学。
天成園より電話でタクシーを呼び箱根湯本駅へ。
五分ほどの入生田駅にて下車。
春日の局の墓へお参りしたくて長興山紹太寺へ。
枝垂れ桜が有名ということですが、30分歩くと言うことで
桜の方へは行かないで目的の春日の局のお墓のある
稲葉一族のお墓まで古い360段の石段を一気に(?)登り
拝んできました。
長興山紹太寺は広大な寺域に七堂伽藍が配置されて
いたということですが、今は密柑山になっていて
この古い石段から往時を偲ぶのみ。
この苔むす石の階段を登って墓域に一歩入ったとき
強い霊気を感じたことも忘れられない思い出です。
観光客も戻ってきたとタクシーの運転手さんは
言っておられました。
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読んで下さってありがとうございました。
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