しらほぶろぐ

ブログタイトルはニックネームが由来。
日記代わりに身の回りの出来事を綴ります。

藤沢周平との出会い

2006-02-14 20:07:30 | 08.山形探訪
今日の体重:101.3kg(-3.4kg)2006.02.01~減量開始:104.7kg

恥ずかしい話し,「藤沢周平」が山形県出身者であることをつい最近知った。

大ヒットした映画「たそがれ清兵衛」の大ファンで,何度もDVDをレンタルして見ていたが,原作が藤沢周平であることは全く知らなかった。

「あんたはんは,どごのお身内の人でござんしたかの~」という「清兵衛・母」の物マネが「十八番」(酒飲むとネ)であるが,藤沢周平という名前すら聞いた事がなかった。(もし聞いてても頭に入ってなかったのだろう…)

昨年,映画「蝉しぐれ」が上映されている頃,職場の上司と一緒に出張に行った帰りの車中で「蝉しぐれ」・「たそがれ清兵衛」の原作者が藤沢周平であることを教えてもらい,初めてその存在を知った。これらの映画がなぜ「庄内」を舞台にしていることも遅ればせながら理解できた。 そんな先輩の一言がきっかけとなり,以来「藤沢周平ワールド」にハマッてしまった。

今まで本といえば漫画や雑誌が主であったが,こんな自分が「小説」…しかも「時代物」にハマってしまうとは思いもよらなかった。自宅近くの本屋「八文字屋」から2週に1冊は藤沢周平の単行本を買うようになり,単身寮での余暇はもっぱら読書に没頭するようになった。

こんな私の変化に妻も驚いている…。親に話せばもっと驚くだろう。

私が言いたかったのは,ちょっとした一言で「人間がこれだけ変われるものなのか…」「今まで全く興味がなかった物事に対し,急変してその物事に熱中することができるのか…」ということである。つまり,私が息子へ何かアドバイスした事がきっかけで「息子が俄然やる気を出し」,そのうち『化けて』くれないか…とも期待しているのである…いつも怒りながら説教してるようでは無理か・・・と反省中…

最近,職場(普請組)の中で単行本「蝉しぐれ」が回し読みされていおり「それがし,非常にうれしいでござんす」っていう気分でその情景を見つめております。

山形県羽黒町に映画「蝉しぐれ」の撮影セット跡を観光スポットにしている…ということを最近知ったので,春暖かくなったら妻(おふく殿?)と一緒に見に行こうかと思っている…。

 

コメント (1)
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