2007.02.07(水)
ポッポ焼きとは,新潟県下越地方で見られる細長いパンのようなお菓子…薄力粉に黒砂糖などを加え,専用の焼き器で焼き上げる…茶褐色でやや扁平な形をしている…もちもちとした食感と黒砂糖の素朴な風味が大人気…焼きたての「ポッポ焼き」は格に美味い…
お祭り,縁日,花見などの会場では,必ずといっていいほど「ポッポ焼き」の出店がでている…同じ会場でも,複数の「ポッポ焼き」屋さんが出ていて,店によって長蛇の列をなす店と,閑散としている店が両極端の場面が思い出深い…実際食べ比べたことがあるが,店によって,味や食感が全く違うのである…「うまい」か「普通」かの違いで,お客さんの数の差は歴然として違う…この「おじさん」,「おばちゃん」が作った「ポッポ焼き」じゃないとダメだというお客さんもいる…人気の「ポッポ焼き」職人を求めて,わざわざ遠方から買いにくるお客さんもいるとか…
ポッポ焼き名前の由来は,焼き器の蒸気口に笛をつけ,ポーポーと音を鳴らし「客寄せ」したというのが有力な説だとか…
3本で100円,9本で300円,15本で500円,30本で1,000円で売られている場合が多い…近年では,上越・中越地方での出店も多くなり,新潟県下共通の味となりつつある…
まじで美味いっス…1人で15本一気に食べたことがあります…ぜひご賞味下さい^^