2007.02.26(月)
中学2年の息子がお世話になっている硬式野球チーム「山形中央リトルシニア」…
2月24日(土)~25日(日)にかけて宮城県大郷町方面へ遠征した…
友好にしていただいている「塩竃中央リトルシニア」さんとの合同練習…
山形中央シニアメンバーにっとては,「今年初めて」のグラウンド練習となった…
「塩竃中央」さんのグラウンドは手造りの球場…ブッシュヤードの植生を伐採し,土をすき取り,ネットフェンスを設け,電源を引き込み,ベンチを造り,測量してダイヤモンドを造る…選手・役員・指導者・父母が一体となってグラウンドを完成させたそうだ…まさにフィールド・オブ・ドリームズ…とても素敵なグラウンドだった…チームが占用して使用できるグラウンドがあるということは,実に素晴らしいと思うとともに,手造りで仕上げた「強靭的」なチーム力を感じた…
「今年初めてのグラウンド練習」ということは理由にしたくないが,山形中央の動きは,どのプレーを見ても「劣っていた」のは否めなかった…バットスイングのスピード…捕球…送球…走塁,スピード…元気…やる気…姿勢…思考…全て…野球は個人戦なのか?ひとつひとつ考えてプレーしている山形中央の選手の姿は残念ながら無かったと思う…
「技」をカバーできるものは何か…「心」をふさぎ「気持ち」が表に出ないのはなぜか…「ま,いいや…こんなもんだろう…」と欲が出ない要因は何か…「声」を出す,声を「まわす」理由を知っているのだろうか…「ビジター」という立場ではあったが「静か」過ぎる…彼らは本当に野球が好きなのだろうか…野球に興味があるのだろうか…悩みは多い…
変わらなければならない…おそらく,選手だけではなく,参加メンバー全員が「ベースボール・ショック」を受け,それぞれの帰路についたのではないだろうか…もちろん自分もその一人である…
今回の遠征を経験し,選手達は何を思っただろうか…何かを感じてくれただろうか…変わらなければならないということを掴んでくれただろうか…
今回の遠征が成功したかどうかは,今後の彼らの言動を見ればわかるだろう…
解散後,自宅へ向かう車の中で,息子と二人で大いに語り合った…息子が「今回の遠征に目的を持たず,半端な気持ちで臨んでいた」ということを知った時…私はキレた…全てにおいて通じていなかった事に腹が立ち悔しくなった…
この遠征中に,こんな「バカ息子」の姿をわざわざ見に来て下さった「仙台東リーグ・北六バッファローズ」の阿部ヘッドコーチ,岡田コーチ(いなり寿司ご馳走様でした)…また,2日間ご指導頂きました「塩竃中央シニア」の佐々木監督,遠藤コーチ,阿部さん,石川先生…誠にありがとうございました…