いやあ、暖房がようやく使えるようになりました。
最近疲れがたまっていて、寝ても寝ても眠くて、
お昼ごはんを食べに学校に帰ると、昼寝をしないとどうにもこうにも、
歩けないくらい眠くて、、
という毎日でした。
昨日は、いつもお世話になっている音楽家ご夫妻と
SPAという車でブリュッセルから2時間の小さな温泉の町に演奏会を聴きに行きました。
日本でもおなじみ、バロックバイオリン奏者エレーヌ・シュミットさんの17世紀後期の南ドイツレパートリーで。
私もとてもとても好きな時代なのですが、
エレーヌの演奏は、すごくて、こういう古楽の演奏会は
初めて聴きました。
1曲目から、コンサートの締めくくり大曲のようで、
演奏会全曲が、イタリア料理フルコースのメインメインメイン、
デザート(アンコール)もメイン料理を食べているような
3回分のリサイタルを聴いたような、
2時間のコンサートが、3日間くらい充実した時間をすごしたような、、、
とても空腹だった私は、演奏会後、エレーヌさんと挨拶して、お話を聞いたり、
ビズしたりで、おなかいっぱいでブリュッセルまで帰ってきました。
あんな風に一音一音、音に感情を放出できる才能を目の当たりにしましたが、こういう演奏を間近で初めて聞きました。
終始情熱的な音を出す人は居るけど、またそういうものとは違って、
とても生きた音が隅々まで行き渡っていて、
聞いてる人たちを元気にして、ビリビリと電流が走るように
眠っている感情を呼び起こしてくれました。
この週末は、のんびり休養と思っていましたが、
EMI!そんなのんびりしてる場合じゃないよ!!と
おしりペンペンさせられました。
10月末までぎっしりだけどもうちょっと休憩せずにがんばろう。。
またなんてチャーミングな人なんでしょう。
CDでいくつか演奏を聴いていたのですが、
いつもCDの解説本の中の彼女の写真は、変わっていて、
体操している写真や、地べたに胡坐をかいて楽譜を見ていたり、
机の上に寝転がっている写真やら、、、、
言い換えればちょっとお行儀が悪いような。
見た目かなりのおばちゃんなのですが、
まあそいう少女っぽい茶目っ気をもった人という感じが、
演奏の中にも終始見えていて、全身で自分を放出して
純粋ひたむきに音楽と向き合っている姿はどんな人にも元気を与えるのだと
思いました。
来週同じ場所で音楽院のみんなと演奏してきます。
2年前、ベルギーに来たばかりの時に一度そこで演奏する機会がありました。
とにかくマニフィック、絢爛豪華なサロンです。
私たちが演奏するのは、エレーヌが演奏した曲目よりも少し前の、
17世紀前半、イタリアとドイツの作品。
歌と楽器と10人で演奏してきます。
こういう過渡期の音楽が最近とても好きで
なんか、うかうかぼーっとしている暇なく、終始変化していく様が
バロック時代の完全に様式化された安定の中で移ろいで行く音楽とはまた違う
楽しみがあります。
さて、明日から連日のリハーサル。寒くなってきたので、風邪だけは引かないように管理しないとお。。。
最近疲れがたまっていて、寝ても寝ても眠くて、
お昼ごはんを食べに学校に帰ると、昼寝をしないとどうにもこうにも、
歩けないくらい眠くて、、
という毎日でした。
昨日は、いつもお世話になっている音楽家ご夫妻と
SPAという車でブリュッセルから2時間の小さな温泉の町に演奏会を聴きに行きました。
日本でもおなじみ、バロックバイオリン奏者エレーヌ・シュミットさんの17世紀後期の南ドイツレパートリーで。
私もとてもとても好きな時代なのですが、
エレーヌの演奏は、すごくて、こういう古楽の演奏会は
初めて聴きました。
1曲目から、コンサートの締めくくり大曲のようで、
演奏会全曲が、イタリア料理フルコースのメインメインメイン、
デザート(アンコール)もメイン料理を食べているような
3回分のリサイタルを聴いたような、
2時間のコンサートが、3日間くらい充実した時間をすごしたような、、、
とても空腹だった私は、演奏会後、エレーヌさんと挨拶して、お話を聞いたり、
ビズしたりで、おなかいっぱいでブリュッセルまで帰ってきました。
あんな風に一音一音、音に感情を放出できる才能を目の当たりにしましたが、こういう演奏を間近で初めて聞きました。
終始情熱的な音を出す人は居るけど、またそういうものとは違って、
とても生きた音が隅々まで行き渡っていて、
聞いてる人たちを元気にして、ビリビリと電流が走るように
眠っている感情を呼び起こしてくれました。
この週末は、のんびり休養と思っていましたが、
EMI!そんなのんびりしてる場合じゃないよ!!と
おしりペンペンさせられました。
10月末までぎっしりだけどもうちょっと休憩せずにがんばろう。。
またなんてチャーミングな人なんでしょう。
CDでいくつか演奏を聴いていたのですが、
いつもCDの解説本の中の彼女の写真は、変わっていて、
体操している写真や、地べたに胡坐をかいて楽譜を見ていたり、
机の上に寝転がっている写真やら、、、、
言い換えればちょっとお行儀が悪いような。
見た目かなりのおばちゃんなのですが、
まあそいう少女っぽい茶目っ気をもった人という感じが、
演奏の中にも終始見えていて、全身で自分を放出して
純粋ひたむきに音楽と向き合っている姿はどんな人にも元気を与えるのだと
思いました。
来週同じ場所で音楽院のみんなと演奏してきます。
2年前、ベルギーに来たばかりの時に一度そこで演奏する機会がありました。
とにかくマニフィック、絢爛豪華なサロンです。
私たちが演奏するのは、エレーヌが演奏した曲目よりも少し前の、
17世紀前半、イタリアとドイツの作品。
歌と楽器と10人で演奏してきます。
こういう過渡期の音楽が最近とても好きで
なんか、うかうかぼーっとしている暇なく、終始変化していく様が
バロック時代の完全に様式化された安定の中で移ろいで行く音楽とはまた違う
楽しみがあります。
さて、明日から連日のリハーサル。寒くなってきたので、風邪だけは引かないように管理しないとお。。。