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空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

生ダースベーダー

2007-11-17 21:23:54 | 出かけてみた
午後から娘の吹奏楽の発表と、近郊のリコーダー・オケのコンサートへ行ってきた。

なぜかどちらも同じ日に、同じ建物内でホール違いで行われる。

娘は朝から出かける予定だったから(6時半集合)、
たぶん時間は重ならないだろうと思っていたら、バッチリ重なってくれた。
仕方がないので、オケのほうをメインで、
娘の方は出番のときだけ見ようと決める。

あんまり行ったことのない、というか、入るのは初めてのホール、
地図を頼りに行ったら迷走した
ちょっと古い地図だったからいけなかったのか。。。
すぐに新しい道ってできてしまうのね

リコーダー・オケにはちょっと期待していた。
自分達の演奏自体も聴く機会はほとんどない。
客席からどんな風に聴こえている&見えているかはそもそも録音しないとわからないし。
リコーダー・オケは、存在自体が珍しいからなかなか聴く機会もない。
ここのは今日がはじめての演奏会、というオケなのです。
さてさて・・・
指導している先生が同じなので、私達も以前練習した曲を奏でているのだけれど
演奏する人が変わると、音も変わる。
へ~~~、こんなに変わるんだ、と思う。
若い音でしたね。仕込んだばかりのフレッシュな音です。
これから熟成していくのでしょうね(ワインみたいだ)

そして私は、バスリコーダーに“プラスチック製”のものが存在するという事を
今日初めて知りました。
いや~びっくり。
形も何だかちがくって、最初は「あの楽器、なに?」っていうくらい驚きました。
それとともに、「うちのオケって、木製の楽器の比率、高いんだ」ということにも気付いた。
やっぱり子供の頃から長年やっていると、みんな木管がほしくなるのか、
子供のものは買ってやろうという親が多いのか、
大人になると、それより欲しい物ができて意外と買えないのか!?

途中で娘の方へ。
「はっきり言って・・・だからね!」と念を押されてはいたけれど
今日のできは・・・・
頑張れ、みんな。
まだまだこれからだ!
娘は着慣れない冬服(ブレザー)のそでがスネアのばちに引っかかり
「カチカチいうの」というわけで、なにか納得がいかなかった模様。

取って返すと、栗コーダーカルテットの出番となっていた。
前回見たときは「音楽の神様が降りてる」という感じだった近藤さん、
今回は穏やかな演奏でした。
そうか、日によっても演奏は変わるのか。
それとも曲目で、なのかな。
いつもながらの、ちょっぴりだらんとした栗コーダーの世界へ、
音を出した瞬間に連れて行ってしまう技は、さすがプロでした。
生ダースベーダーも聞けて、それはもう、すっとぼけたダースベーダーで
会場からも笑いが漏れていました。
アンデス25という、形はメロディオン(ピアニカ?)のくせに、出てくる音はリコーダー、という摩訶不思議な楽器も堪能できたし。
帰り際にすれ違ったおばさん(たぶん、義理、とかできてるんだろうな)
「二部(栗コーダーのステージ)になったら、とたんに目が覚めたわ」
なんていってた

走り回ってしまったけれど、観る甲斐はあったな。
内容の濃い一日でした。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いいなぁ生だーすべーだー (まいける)
2007-11-18 17:38:20
若い音・・・なるほどね若い音ね。
そうかぁ。なんとなくわかる表現。ぬーぼーなんだね。

いいなぁ生くりさんコンサート。
めろでいおんでリコーダーの音?私の憧れ

家でもCD聴いて、とにかく摩訶不思議な音を堪能できるけど、CDだと人間が演奏しているふうにとても思えないのだもの。
いいなぁ~だらんとした世界
返信する
いいでしょ~ (しずく)
2007-11-19 12:17:43
>まいけるさん
そうそう、ぬーぼーなんだね(笑)

どのアーティストでも、「ナマ」には生のよさがありますね。
だら~~~んとした音楽なのに、本人達は真剣そのもの、っていうかやっぱりスゴイ人達の集団なのでした。どうしても手元見ちゃう私
返信する
いいな~生だーすべーだーその2 (きよみ)
2007-11-20 10:58:09
あのなんとも力が抜けてしまう、4分の1音くらい下がり気味に吹かれるリコーダーの音に癒されるのよね~
いいな~、生で聴いたら不思議な癒し空間になっているのでしょうね。
しずくさんのリコーダーに影響されて、先日バッハの6つのリコーダー・ソナタ集っていうCDを衝動買いしてしまった・・・
チェンバロとリコーダーの音色に心が洗われます
返信する
4分の1音(笑) (しずく)
2007-11-20 12:05:49
>きよみさん
そうそう! あの気持ち悪さがなんとも
すっごいよね~。
なまで聞くと、耳であわせてるなってよくわかるのよ。下がりぎみなら、それはそれでその場で何とか合わせちゃう。先生が入ると、とたんに上がったりして。ギターとか、ウクレレとかが入るとまたそれに合わせていく。すっげ~綱渡りだよ、とある意味スリル満点

CDで聞く、とっても音程が不安定な曲、ナマの方がずっと合ってたし。「ああ、まあまあ上手くいきました」って言っちゃう栗原さんが好き♪

正統派なバッハのCDとかってなかなか手に入らないのに。よくありましたね。いいな
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