真夏の大掃除

私が働き続けていたお盆のころ、
夫は実に７連休だった。

そして彼がやってくれたことは
庭の木を切ること…
ありがたくはあるけれども
どうしてそこまで？　というくらいに切り縮めてくれた。
相変わらず、足元には目がいかないらしく
クリスマスローズも、何もかも、
きれいさっぱり整地され、地面むき出しの茶色い庭になった。

まあ…

もうどうでもいいや。

以前は言い争い位したものだけど
もう、ほんと、そんな気も起きなくなるのねぇ。
「あらまあ、きれいさっぱりね…」
という言葉しか出てこなかった自分にもびっくりだよ。


だからといって、私が緑の手の持ち主であるわけではないので…



気を取り直して
家の中の整理をすることにする。


少しずつ、少しずつ、としている中で
「もう一度帰るわ～」
と娘から連絡。

小人の国な我が家、
ガリバーを連れてくるのはやめてほしい

客人が来る、というのは
家がきれいになるチャンスかもしれない。

今や、たまに帰宅する夫のことも
「帰ってくるからきれいにしておかなくちゃ」
の対象になりつつある。
それはどうなんだ！