空色のきもち

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『箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ』

2018-01-11 22:50:48 | 本の森
『箱根駅伝 ナイン・ストーリーズ』生島 淳 を読む。



毎年毎年、正月の駅伝を見るようになったのはいつからなのか…
ずいぶん昔からの気がする。

最近は青学4連覇で、原監督の顔をTVでよく見かけるようになったので
駅伝の監督、という存在や、
その監督が日頃どんなことをしているのかを知る機会も増えた気がする。
そして「駅伝の監督」という一般名称じゃなくて
「●●大学の〇〇監督」と固有名詞でわかるようにもなった。

笑顔で走る青学の選手を見たときは、なかなかの衝撃だったなぁと
この本を読みながら思い出した。

もう10年ほど前になるかもしれないけれど
「学連選抜」が快走を見せて、とても上位に入ったのを覚えている。
いつもいつも、ある意味寄せ集めチームの彼らは
きっと持ちタイムとしたら十分上位も狙えるのだろうけれど
なんていうか…
母校の選手だけのチームでは出られず、
いつも最下位くらいを走るから、中継所でしか映してもらえず、
それもチラッと、なんていうんじゃあ、なんだか悲しすぎるなぁ。
でも、せっかく選ばれたんだからさー、胸張って走れ、がんばれ、がんばれ!
そんな応援をひそかにしていたチームが大躍進。
だからきっと覚えてた。

本の中で「学連選抜の監督をするのは『罰ゲーム』と評されることもある」と書かれている部分があって
ああ、そんな感じなのか~とも思った。

そして、大躍進をした年のことも書かれていて…
その年の監督は、
青学の原監督だった…。
なんか、見直した。

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