年末が近くなってくると街にあふれるもの。
クリスマスソング、クリスマスオーナメント、デコレーション&ライトアップされた木々、
第九に忠臣蔵・・・??
あんまりにもお決まりのように出されると
天邪鬼な私は敬遠・・・。
そしてどれもちゃんと知らずに今に至る。
『感じて動く』佐渡裕(聞き手:辻秀一)を読みました。
「世界を飛び回る指揮者が、現地のオーケストラと共に演奏会を行う場合、
通常の練習期間は三日間」なんだそうだ。
お互いプロとはいえ、ものすごい日程で音楽家って演奏してるのね。
その中で第九について触れられている部分が
以下(引用)・・・
「大切なことは、一人ひとりの固有のドラマの中での「フロイデ(喜び)」を感じて表現してもらうこと」
(その例として)
「例えば今年一年を振り返った時に、ご主人が怪我で入院して仕事ができなくて、
一人で家事も店のこともすべてやって何とかこの年末を迎えられたという主婦がいたとする。
そういう主婦がストレス発散のために参加した第九の合唱でその思いの丈を歌い上げる。
いろいろ生活の苦労もあるけれど、全部ひっくるめて「ああいろいろ苦労もあるけど私は今生きている。
来年はもっとがんばろう」と叫ぶように「フロイデ」を歌い上げる。
あるいは今年待望の恋人ができて、文字通り嬉しくて嬉しくて仕方なくて
「フロイデ」と叫んでいる人もいるでしょう。」
・・・
そんないろんな「フロイデ」でいいんだねぇ。
何に向かっての「フロイデ」だかよくわかってなかったからなおさら敬遠してたのかも。
それと、私はどうしても歌が歌えないので、それもネックだったのだけど・・・
「音楽の原点を探っていくと、やはり歌。誰もが持っている声。
それで表せる力強さだったり、メロディーの美しさであったり、
人が重なることでできるハーモニーであったりしていくと思うのです。
そういうシンプルな感動に素直でありたい。
身近な感動に心を振るわしてほしい。
そういう繰り返しの中でこそ、人は「動く」「動かされる」んだと思っています」
・・・・
なんて書いてあると、ちょっと歌もがんばってみようか、
敬遠していた第九も聴いてみようか、という気に「少しだけ」なったりしました。
「感じて動く」って、「感動」のことだったんだね。
この本の途中で出てきたキーワードが
「元気と感動と仲間と成長」
ちょっぴり道徳的表現かもしれないけど、
案外本当にそんなものでできているのかもね。
クリスマスソング、クリスマスオーナメント、デコレーション&ライトアップされた木々、
第九に忠臣蔵・・・??
あんまりにもお決まりのように出されると
天邪鬼な私は敬遠・・・。
そしてどれもちゃんと知らずに今に至る。
『感じて動く』佐渡裕(聞き手:辻秀一)を読みました。
「世界を飛び回る指揮者が、現地のオーケストラと共に演奏会を行う場合、
通常の練習期間は三日間」なんだそうだ。
お互いプロとはいえ、ものすごい日程で音楽家って演奏してるのね。
その中で第九について触れられている部分が
以下(引用)・・・
「大切なことは、一人ひとりの固有のドラマの中での「フロイデ(喜び)」を感じて表現してもらうこと」
(その例として)
「例えば今年一年を振り返った時に、ご主人が怪我で入院して仕事ができなくて、
一人で家事も店のこともすべてやって何とかこの年末を迎えられたという主婦がいたとする。
そういう主婦がストレス発散のために参加した第九の合唱でその思いの丈を歌い上げる。
いろいろ生活の苦労もあるけれど、全部ひっくるめて「ああいろいろ苦労もあるけど私は今生きている。
来年はもっとがんばろう」と叫ぶように「フロイデ」を歌い上げる。
あるいは今年待望の恋人ができて、文字通り嬉しくて嬉しくて仕方なくて
「フロイデ」と叫んでいる人もいるでしょう。」
・・・
そんないろんな「フロイデ」でいいんだねぇ。
何に向かっての「フロイデ」だかよくわかってなかったからなおさら敬遠してたのかも。
それと、私はどうしても歌が歌えないので、それもネックだったのだけど・・・
「音楽の原点を探っていくと、やはり歌。誰もが持っている声。
それで表せる力強さだったり、メロディーの美しさであったり、
人が重なることでできるハーモニーであったりしていくと思うのです。
そういうシンプルな感動に素直でありたい。
身近な感動に心を振るわしてほしい。
そういう繰り返しの中でこそ、人は「動く」「動かされる」んだと思っています」
・・・・
なんて書いてあると、ちょっと歌もがんばってみようか、
敬遠していた第九も聴いてみようか、という気に「少しだけ」なったりしました。
「感じて動く」って、「感動」のことだったんだね。
この本の途中で出てきたキーワードが
「元気と感動と仲間と成長」
ちょっぴり道徳的表現かもしれないけど、
案外本当にそんなものでできているのかもね。
音楽の原点が声・・ ( ..)φメモメモ
言葉もわからないのに、洋楽を聴く私・・声も楽器になんだなあ・・たぶん。
ふむふむ・・・。
フロイデ・・ そういうことなんだ・・へ~~~。
音楽は音を楽しむのだね・・。ハーモニー♪
あたりまえのようで深いな。
なんか敬遠してしまいそうな本を
こう、ご紹介していただけると
すごくいいな~ありがと
第九って私はすごく元気になるな
えっ?歌うの?
風呂出で(フロイデ)詩へ寝る(シエーネル)月輝る(ゲッテル)粉健(フンケン)とホテル(トホテル)会う末(アウスエ)・・・
しかし、風邪ひいて不完全燃焼。
あーあ。
良いお話ありがとう。
私も読んでみたいです、いつか。
次のUPは日曜日?
最近、まさにこのキーワードな生活をしている気がします。
歌も最近歌ってないけど、学生の時、
毎年クリスマスにはハレルヤコーラス歌ってて、
物凄くストレス発散になってたこと、
今でも覚えてる。
私は、クリスマス近くになると、
やたらと合唱が聴きたくなるこの頃です。
ですね。だからきっと歌っている言語、言葉の意味がちゃんとわからなくても「この歌好き」なんて思うものが出るのでしょう。
そういうの、多くなった気がする
ほんとうにそういう風に覚えてるの??
>>>なんか敬遠してしまいそうな本をこう、ご紹介していただけるとすごくいいな
あら、ありがとう♪
そんなこといってもらえると、私も嬉しいわ
>>>次のUPは日曜日?
え?なんのこと?
と思ったら・・・あはは、そんなタイミングになってましたね。
もうちょっと頻繁に更新できたらと思います。
物凄くストレス発散になってたこと、
今でも覚えてる。
いいですねぇ。
私も何度かクリスマスにハレルヤや賛美歌系の伴奏(リコーダーでです)したことあるんですが、まさに「発散」だったなぁって思います。
高揚してきて「来年もがんばろう!」って気分になったような。
なつかしいな。