『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』

『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』友井羊　を読む。

店主yの手作りスープが自慢のスープ屋「しずく」は、早朝にひっそり営業している。
早朝出勤の途中に、偶然店を知ったOLの理恵は、すっかりしずくのスープの虜になる。
理恵は最近、職場の対人関係がぎくしゃくし、ポーチの紛失事件も起こり、
ストレスから体調を崩しがちに。
店主でシェフの麻野は、そんな理恵の悩みを見抜き、事の真相を解き明かしていく。
心温まる連作ミステリー。

（ミステリー・・・・ミステリーなんだね、くくりとしては。）

ちょっと前に読んだ『ランチのアッコちゃん』のポトフといい、
このスープ屋しずくといい、
温かいスープというのは、癒やしでもあるんだね。

職場の対人関係、というのも、話しても話し足りないくらいの永遠のテーマかもね。
それだけではなく、ほかの人間関係も出てくるわけではありますが。

お店というのは、いろいろな人が集まってきて、また去っていったり
知らない人同士が知り合ったりする場でもあるんだなぁと
つらつらと考えたりしました。

薄い文庫本ですので、さらっと読めます。

♪あったかいんだからぁ♪