雅楽とリュート

今日は今にもが降ってきそうな、涙目みたいな天気です。
こういう日は、私の場合、いちばん頭痛の起こりやすい日です。
先週夏休みだった分、エンジンかけなおしてお仕事しなきゃならないのに
なんだかな。

さて、いつもいつもIL DIVO　かけまくりで仕事をしている私ですが
今日は無性に「雅楽」が聴きたい！

先日TVで東儀秀樹さんのお話をきいたから、というのもあるでしょうけど。
「雅楽　天・地・空　～　千年の悠雅」というCDをきいています。
雅楽の楽器には、それぞれ意味があって

鳳笙　－　天からさしこむ光　　
龍笛　－　空を舞い立ち昇る龍　
篳篥　－　地にこだまする人の声

をあらわしているそうです。

雅楽に出会ったのは、小学校６年、
リコーダーアンサンブルで「越天楽」を演奏しようとした時。
今までにない不協和音にビックリして、CD聴いて。
みんなで試行錯誤しながら音を作るのって楽しいな、と感じた大事な曲です。

あっけなく聴き終わったので、もうひとつ私の音楽の基のあたりにいるCDを。
「シチリアーナ　～　リュートのためのアリア」
これはつのだたかしさんというリュート奏者の方のもの。
「メリージェーン」を歌ったつのだ☆ひろさんとか、
漫画家のつのだじろうさんのご兄弟です。
多彩なご家族ですね。

リュートも、リコーダーと同じルネサンス、バロック時代の楽器で
とっても素敵な音がします。
吟遊詩人が弾いていた楽器ですね。
シチリアーナはだいぶ前になるけれど「スローフード」という言葉がはやった頃に
CMでも流れていた曲です。聴けばきっと、「あ、これか」と思うはず。

生で聴くと、どんな楽器でもそうだけど
全然違う、すばらしい音色、表情を見せてくれます。
一緒に演奏させてもらった時は、気持ちよかったなぁ・・・
（「意外といい思いしてるのね、私」という気持ちと
　「だったらマジメに練習しろ！」と怒る声が聞こえる・・・）

そういえば・・
Davidが来日時に作ったVideoをみたら、
バックに流れている曲が雅楽っぽかった（David作曲なんだって）。
雅楽が日本の普段の生活の中でよく聴かれる音楽だとは
全然思わないんだけれど、外国人の目からみると
日本って、こういうイメージなのかな。

よかったら　「You Tube」から
「Il Divo in　Japan,　website original」で検索してください。
「Land of the rising sun」っていう曲名が、なんとも。
そういうイメージなのね。