『ダメな世代』酒井順子 を読む。
受験戦争はらくらく通過、就職活動は売り手市場。
苦労知らずで、おめでたくて、50代になっても後輩気分。
愛すべきバブル世代
いやいや、そこまでおめでたくはないし、
バブルの恩恵には、それほどあずかった覚えはないよ。
受験だって、楽々通過…できなかった人もいるんだよ(泣)
と、思いながらも
他の世代の人に比べたら、確かに苦労知らずでおめでたいかも…
と思ってしまった。
我が家の子供たちは「ゆとり世代」。
就職氷河期の子どもにアドバイスができない「親バブル子ゆとり」
そうだった。
学校側も、「親の『自分の頃はこうだった』話を真に受けるな」的指導があったようだった。
がんばればなんとかなる。最後は気力で!
と、思っていなくは、ない。
というか、最後のひと踏ん張りを、気力で行っている、といわれると、
「確かに」と思ってしまう。
他の人に「気力でがんばれ」などということはないけれど。
そうか、私の感じていることのいくばくかは、
世代特有のものでもあったのか、とも思った。
競争意識が特に少ないと言われる、
人口ピラミッドでドンピシャで出生率の少ない
へこんだ部分に位置する人間としては
「ハハハ」と笑うしかない。
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