持つべきもの

久しぶりの友人たちとランチへ。

友人、といっても、息子の中学時代の部活母。
毎週毎週、陽のしたでお会いしていた面々です。

高校はそれぞれ別のところへ行き、
ひとりは時々球場でお会いするけれど
もうひとりはきっぱりはっきり野球から離れてしまったので
ほんとうに久しぶりの再会でした。

お互いの近況やら、子供の様子、学校のこと・・・
話題は尽きませぬ。

２人とも末っ子が高校生となった今、
夜９時くらいまでひとりきり、なんていう日も多いのだそう。
もうすぐ夫と２人の生活になるんだわ、と複雑そうな顔とともに
「結局子供の心配は一生尽きないのね」（笑）などと。

そんなに息子のことを心配したところで、
行き着く先は、自分のダンナと同じだよね。
一生懸命働いているってのに、子供との会話もかみ合わなくなり、
奥さんには「たまには外食でもしてきてくれないかしら」などと思われ
・・やっぱり夫に優しくしてやらなきゃね（笑）
そうそう、私達、漏れなく姑だしね。

高校生になった子供達、それでもお母さん方に会うとしっかり挨拶しているらしい。
高校生ぐらいだと、ちょっと照れくさいときもあるんだろうけれど
つい「こんにちは」ペコリとお辞儀つき、なのである。
さらに「あら、○○くん。元気？」と声をかけると
「ハイ、ありがとうございます」と、多分反射的に言ってしまうのね
「もう暗いから、気をつけて帰りなよ」
「ハイ。さようなら」が常。どの子も。眉毛がなくても（笑）
（「わあ、ビックリしたよ！　誰かと思った！」って口走ったら
「えへへ・・・」と笑っていたっけ。
・・・それ、私も言ったけど、やっぱり笑ってたよ・・・とか）
いいこと、いいこと。

別れたあと、「今日はありがとう」メールが届いた。
「元気そうでよかった。聞くことしかできないけれど、いつでも声かけてね」

な～んだ。
私を元気づける会だったのか

持つべきものは、友達。